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アオシマフルハル雪風完成(『雪風』1941フルハル製作その5)

梅雨前線が北上しているようで、今夜あたりから雨降りの予報。

え?もう梅雨?!って感じですが、月日が流れるのが最近つとに早く感じます(;^_^A


アオシマフルハル『雪風』は最後のチェック。

応急木材と艦尾に艦名を取り付けて仕上げ完了です(^^)/


アクリめいとさんの特注台座に固定してケースに収めたところです。





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非常に美しい台座で、ケースも多少縦長でスリムなサイズにして

手元で見ていただくときに近い位置で細部を見られるようにしました。


この美しい台座部分は作品をより一層引き立ててくれるのでおススメです(^^ゞ


一眼でHP掲載用の写真も撮影しました。

(その他の写真もあわせて近日中にHPにも掲載します)


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こうしてみてみるとそのアクリル台座+金属脚パーツのおかげというか効果で

350のスケールに感じてしまうほど^^


アオシマフルハルキットのシルエットのすばらしさを改めて実感できました(^^)/


今回は新鋭駆逐艦『雪風』というイメージできれい目な仕上がりを目指しつつ、

重量感は損なわないような感じで意識していきました。


700のフルハル駆逐艦自体が私としては久しぶりでしたが、

このスケールでも十分その存在感が感じられると思います。


ここまでご覧いただきありがとうございました。


明日以降の掲載記事ですが、複数のテーマを同時進行的に

織り交ぜて進めていく予定です。


ではでは(^^)/
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塗装からの艤装仕上げ(『雪風』1941フルハル製作その4)

朝早くの空気が気持ちの良い関東です^^


フルハル『雪風』は塗装作業から仕上げに向けて進めていきます。

まずはメタルプライマーを吹いてリノリウム塗装





マスキングの後に煙突の白線となる白を吹いてマスキング

続いて煙突トップと後マストの黒を吹いてマスキング、最後に船体色という手順で

だいたいいつも進めています。^^

終わったところがコチラ


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さらに兵装や搭載艇、小物類を取り付けて艤装作業完了したのがコチラ(^^ゞ

(このあたり、作業を一気に進めるのでいつも写真が少ない・・・)


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各部のアップです^^


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煙突の白線は開戦前の所属を示すものにしています。(二水戦一番隊二番艦)


艦尾付近、パラヴェーンは甲板固定状態で取り付けました。

揚収機のサイズがわかりにくいですが、ナノドレッドのパーツと並べて撮ってみればよかったですね(^^ゞ



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軽くスミイレした後にワイヤーワーク、ロープワークを施して一応完成状態です。

この段階でいったん確認待ち。


応急木材や信号旗などの演出物などをどうするか、などですね^^


話は変わりますが。。。。


先日火垂るの墓などのアニメ名作で知られる高畑監督がなくなられ、送る会の様子を写す映像が

テレビでも流れていたのを観ました。

それに類する追悼の記事など見ていて、ガンダムで知られる富野氏の

高畑監督についてのインタビュー記事を目にしました。

そのなかで、「ファンタジーの宮崎、リアリティの高畑」という文章があり、

読みながら改めていろいろと考えさせられました(;^_^A


静岡ホビーショーでも膨大な数の素晴らしい作品に触れながら、

帰りの新幹線からずっと考えていたこともあり、この文章を見たときにグサリと突き刺さりました。


今の自分にとってスケールによって違いはあるにせよ目指している艦船模型のイメージに対して

ずっとモヤモヤしていた部分でもあったので非常に響いた一言でした。


あくまで個人的な想いなんですが、模型にもこの言葉はすごく当てはまる気がします。

もちろんジャンル問わず、です。


ファンタジーを(演出)、リアリティを(説得力)と置き換えるとわかりやすいかもしれません。

架空の物でもそこに「あるかもしれない」という想像とつながる部分があるから『すごい』

また逆に全然思いつかなかった『すごい』もあります。


根っこの部分は「見ていてワクワクしてくる」

ここなんだろうと改めて強く感じました。



自分の作品を見てもらえた時、また手に取ってもらえた時にそう感じてもらえたら。

憧れますね(;^_^A



ではでは(^^)/

塗装前まで(『雪風』1941フルハル製作その3)

本日も快晴、とまではいきませんが今の時期らしい爽やか空気が気持ちいいですね^^

今日の掲載記事も引き続き『雪風』アオシマフルハルです。


艦橋や兵装、小物類の作業と塗装前までの組み付けしたところまでをご紹介します。


まずは艦橋



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AKAのパーツセットに若干汎用EPを付け足した程度でこれだけの情報量になります。

特にトップの測距儀周りもしっかりパーツが用意されているのでありがたいです(^^)/


この時期のまだすっきりとした印象の艦橋を表現したかったので、多少控えめにしています。


続いて兵装と小物類です。


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魚雷発射管はピットロードNEやナノドレッドの物も検討しましたが、

ディテールや形状は申し分ないもののサイズが若干大きく表現されているために

船体の構造物部分と干渉してしまいます。。。(;^_^A


(ピットロードのNEパーツ付きの陽炎型キットなどを手掛けたときに気づいた方も多いでしょう。。)


静模のパーツの四連装魚雷発射管はその盾形状は秀逸で、前後の発射管部分が

ちょっと寸法足らずでバランスが悪いのでピットロードのパーツとニコイチで組み上げることが多いです。


船体の搭載部分にフィットするように調整することができるのと、EPでジャッキステーや

ハッチなどディテールを追加する作業がしやすい点がメリットと思います。


発射管部分をNEパーツやナノドレッドのものをカットして使うのももちろんアリだと思います。



次に主砲


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こちらはパーツセットにレジンパーツと金属砲身も含めてほぼすべて網羅しているので

そのまま組み上げています。


その他の小物類


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爆雷投射機はフライホークのEPです。パラヴェーンはジェニュインモデルのレジンパーツ。

フライホークの物は若干大ぶりなのですがEPということもありバランスが悪くなることは無いと思います。



次の写真は掃海具揚収機をスクラッチしたものです。


yukikaze4337.jpg


ナノドレッドでラインナップされているパーツも検討しましたが、

以前からそのサイズが大ぶりなのが気になっていて、ただでさえ狭い甲板にドカッと乗っかるようで

最近は使っていません。

プラ材やスプリング、その他汎用品からの流用でそれらしく作ってみました。


最後に船体に艦橋を組み付けてマストを組み上げていきました。

手すりなどもこの段階で取り付けてメタルプライマーを吹き付けています。



yukikaze4330.jpg

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全体と艦橋付近はこんな感じです^^

マストも今回はEP組み上げで行きましたが、仮組の時にしっかりフィットしてくれるのもあって

そのまま採用しました。


EPのセットがあるとはいえ網羅できていないところもどうしても出てくるので、

手の入れ加減がなかなか悩みどころです。(^^ゞ


ベースキット、支給パーツや予算ありきでの製作、という事情もありますができるだけ汎用品などを使って

細かいところを工夫しながら製作するスタイルが定着してきた感じです。。。。


このあたり、拘る向きにはボラードを金属パーツに変更したり、

配管の先をレジンパーツに変更したりなど他にも手の入れようは出てくると思います^^



作業はここから塗装、艤装、仕上げへと進んでいきます。


ここまでご覧いただきありがとうございます。


ではでは(^^)/

AKAパーツセット(『雪風』1941フルハル製作その2)

昼間は夏日になることが増えてきた関東ですが、、、

先日の週末、静岡ホビーショーに初めて見学に行きました。

圧倒的な作品数に驚きの連続で、会場慣れもできずひたすら迷いながらでした(;^_^A


日曜日はあいにくの天気という事で多少混み具合は少なめとはいえ

やはりすごい数の人で埋め尽くされていました。


その中でも見られるだけ見て回ってきた感じでした。

会場でお会いできれば、と思っていた方の半分も会えずじまいで

事前準備の重要性を思いしらされた感じでした。

とはいえ今回は初めてという事もあってとにかく雰囲気を感じてこられれば良し、という感じで

行ってこられたので大満足でした。

催しの内容については様々な方がツイッターやブログなどに掲載しているのでそちらをご覧いただくとして。。。(^^ゞ


当工廠は通常通りの製作記事にて再開です^^


引き続きアオシマフルハル陽炎型キットにAKAのパーツセットでの作業になります。


まずはAKAのパーツセットです。






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EPに主砲、搭載艇をレジンパーツで用意しているなかなか充実の内容で

まさに「痒い所に手が届く」そんな内容になっています。


搭載艇も一般的に流通しているパーツ群では網羅できていない

大きさの物をしっかりカバーしているあたり、そのキットの泣き所をしっかりリサーチして

製品にしている感じが非常に好感が持てます^^

三枚目の搭載艇比較の写真は説明文が不十分でした(^^ゞ

カッターはナノドレッドとの比較、内火ランチはピットのNEシリーズに入っている物との比較になります。


内火ランチはどうしても少し大きくなってしまうのでボートダビットに取り付ける際に

いつも違和感を感じているところだったのでこれはありがたいです。


あともう一つご紹介したいのがコチラ^^


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ツイッターではかなり前に話題になっていた『つまようじヤスリ』

自分は400~800番までの4種類を用意してみました。

写真のようにモールドを取り除いた後の面を整える作業に非常に威力を発揮します^^

キワの部分に気持ちよくやすりは入ってくれるので作業性が抜群で、このほかに

煙突のジャッキステーのモールドだけ取り除くといった作業もやりやすくなりました。


整った後はEPパーツの甲板や予備魚雷格納庫といった大きな部分を組み付けていきました。


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海魂の陽炎型用パーツセット等には用意されている艦橋の後の張り出し部分は

AKAには用意されていなかったので0.2mmのプラ板を切り出して取り付けました。


マストが入る切り欠き部分がミソです^^

艦橋パーツを仮に載せて位置と張り出しのバランスを見ながら調整しています。


船首楼以外の部分を先に組み上げていったのが以下の写真になります。



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この段階で、艦橋以外の細かな部分、兵装といったところに作業を移していきました。


ボラードやダビット、ホーサーリールや給排気筒などの細かな艤装品も数を拾いながら準備します。



ここまでご覧いただきありがとうございました。

明日も引き続き『雪風』1941フルハルの製作記事を掲載予定です。


ではでは(^^)/

珍しく?フルハル駆逐艦(『雪風1941』製作その1)

先月に引き続き久しぶりのブログ更新です。

なかなかどうして時間のコントロールが最近特に難しくなってきていますが。。。。

個人的にもろもろこの春変化もありつつなのでようやくここにきて慣れてきた感じです。(^^ゞ

当工廠についても今年はいろんな目標を掲げつつクリアしていきたいと思います。m(__)m


記事も連続させることにこだわらず進めていくと思いますのでよろしくおねがいいたします。


今日の更新に先だってページの右に表示されるカテゴリの内容も一気に追加しました。

追加したテーマについてもおいおい掲載していきます。
(掲載記事”0”のままのものですね(^^ゞ)



さて、今日の記事は700の駆逐艦でフルハル^^

『雪風1941』をスタートです。

依頼製作の作品ですでに完成してお引き渡ししていますが掲載の許可をいただいていましたので

アーカイブ的にまとめていきたいと思います。




当初ピットロードキットベースにAKAのEPセットという構成でした。


中身はこんな感じです(^^)/


yukikaze4302.jpg


作業にあたり気になった部分を先にチェック。。。

というのもAKAのEPセットは扱いが初めてという事もあったのとアオシマキットに

あわせて構成されている点が気になりました。

またピットロードのキットはもともとWLモデルとしてラインナップされているものに

ハル部分を追加ランナーで補う形の構成だったという事もあります。


では船体部分をつぶさに見ていきます。


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WLとフルハルの選択式という意味ではキットの選択肢が増えているのは歓迎できますね^^

肝心の”合い”の部分ですが。。。


yukikaze4304.jpg

yukikaze4305.jpg

yukikaze4306.jpg


キットとしては綺麗に合うようにパーツが設計されているので問題ないのですが

ピットロードのキットには潜在的に艦尾部分のナックルが再現されていないという部分があります。

もちろんこのスケールなので誤差の範囲内として気にせず製作するのもOKですし

ハル部分を合わせるときに艦首のヒケなどと合わせてパテとやすりで作業することになるので

艦尾のナックルを再現することもそれほど大変ではないと思います。^^


ですが今回は陽炎型という事もあってこちらのキットの採用をお願いしました。


yukikaze4307.jpg


アオシマのフルハルバージョンの『雪風』です。

構造物部分のランナーはWLと共用なんですが、船体は新規の設計でリリースされたものです。

ざっとご紹介しますと

yukikaze4308.jpg

yukikaze4309.jpg


艦尾のナックルも絶妙に再現されており、艦首、船首楼のカーブラインも非常に良く再現されています。

現在は流通在庫しかないそうなのですが是非是非再販してほしいと思うキットです^^

固定脚用のナットを埋め込んで船体を組み上げていくとこんな感じになります。


yukikaze4310.jpg

yukikaze4311.jpg

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舷窓の庇も表現されていて溶接痕表現のモールドもうるさくない程度に繊細に表現されています。

何より船体のフォルムは秀逸で、この辺りは「さすがアオシマ!」と言いたくなるくらいです^^

モールドの甘さを気にする向きもあるかと思いますがこのスケールのキットとしては

スタイルをわずかにボリューミーに表現して存在感を出しつつ破たんしないようにまとめてくる感じは

溜息ものです(^^ゞ

「ん~実に色っぽい」

甲板パーツとの合わせには好き嫌いも出てくるかと思いますがもう一点特筆するところは。。。


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写真の真鍮線は0.2mmになります。

リノリウム抑えの表現が凹モールドになっており、若干太めになっています。

真鍮線を埋め込む最適で現物合わせて敷き込んでサラサラタイプの瞬着をカッターの先に載せて

流し込んでいくと綺麗に半埋込に取付できます。

リノリウム塗装した後に軽くこすると綺麗に抑えの表現ができるわけです^^


今回はEPセットに甲板パーツが用意されているのでそちらを使いますが、数種類の汎用EPで

十分に作りこめるベースとしては最適なキットの一つと思います。



今回の記事はちょっと長めですが内容的にまとめて掲載したほうが見やすいと思ったので

一気に書いていきました。


アオシマのフルハルキットをカットしてWLに逆アセンブリというのももちろんアリだと思います。



コメントで溶接痕表現のやり方を教えて欲しいとあったのでこちらは別のテーマの作業の時に

ご紹介したいと思います。


ではでは(^^)/
プロフィール

ガク@工場長

Author:ガク@工場長
艦船模型を製作しています。
製作依頼は下のメールフォームからお気軽にお問い合わせください。

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