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仕上げです^^(『夕雲1941』製作その7)

今月は三連休が二回もあるんですね(;^_^A


だんだん秋の空気になってきて大変ありがたい陽気が続いている大磯です^^


さて、新ハセ『夕雲』は塗装から仕上げまで一気に進めていきます。


毎度毎度思うのがこの段階で記事的にはすっ飛んでいく感じ(笑)なので


気をつけなくちゃと思いつつ。。。。


正直いろいろと作りこみなど含めて結局は塗装下地をあれこれやっているだけ?

的な感じなんです。。。


さて、リノリウム部分をマスキングして煙突トップのブラックや船体を塗装したところです。







ここから艤装作業と機銃座や艦橋のキャンバス表現などをしていきます。


ウェザリングとスミイレの前に今回は竣工就役時という事で、開戦前の

ほんの一時におそらくは記載されていたであろう艦名を

一文字ずつカットして貼り付けていきました。


ハセガワのキットは搭載艇用の非常に小さい文字の艦名デカールもあるので


今回は貼り付けてあります^^


ちょっとしたことですけど、個人的にはうれしい配慮ですね~



yugumo349.jpg



写真ではほとんどその差がわからないんですが。。。。(;^_^A


サビ表現やスミイレなどした後に艶消しのトップコートをかけています。


ちょっと新品感を出したかったこともあるので非常に控えめにしてあります^^


yugumo343.jpg


その次にクリアのパーツの取り付けとクライブバンドやロープなどの表現を加えていき。。。


最後に空中線と旗を取り付けて完成です(^^)/


yugumo352.jpg

yugumo356.jpg



旭日旗はアルミ箔にデカールを貼り付けてカットしています。


信号旗は今回は『本艦は速力試験中』を示すものを掲げてみました。


残されている公試時の写真の多くはこの信号旗を掲げているケースが多いですよね(^^)/



完成撮影した写真を何点か。。。



yugumo015-vert.jpg

yugumo101-tile.jpg



背景を白一色で撮影していますが、ウェザリングの感じや色味を


出来るだけ実物に近づけるためと、ディテール含めた全体のバランスを


捉えるためにこういった撮影にしています。


今回、クライブバンドを今までと変えて試してみました。


個人的には気に入っていますが、タフな感じの状態仕上げの時はもっと退色表現を


工夫したいです。(今回はあえて新品感?を意識しています)


あと、艦名デカールが反射の関係でシルバリングを起こしている風に見えてしまう点は


反省点ですね(;^_^A


作品自体は見てもわからないのですが。。。どうしても発生しているデカールの厚み分の


反射の違いを容赦なく一眼デジカメはとらえてしまっていますね(´;ω;`)ウゥゥ


今後は文字部分の余白をキッチリカットして貼り付ける必要がありそうです。。。


メーカーによって微妙に差もあるでしょうから、依頼品については先にもう一つ試しておく


予定にしています。


今回掲載した『夕雲1941』オークションへ出品しました。


興味のある方はご覧いただければ幸いです。m(__)m

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f372314419



ここまでご覧いただきありがとうございました。


次回からまた別の製作記事を掲載予定です。


ではまた(^^)/
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艤装品と兵装行きます(『夕雲1941』製作その6)

三連休いかがお過ごしでしょうか?


中日の今日の関東は気持ちのいい秋晴れの一日です。


製作記事の方は引き続き新ハセ『夕雲』です。


今日は艤装品や兵装関係ですね^^


まずはキットパーツの搭載艇。







カッターはモールドこそ多少甘目ですが、ランチ同様サイズは非常によく


写真にあるようにダボ穴処理とちょっとした追加作業でまずまずいい感じになると思います。


カッターの内側は木目表現として罫書きしています。


続いて掃海具(パラヴェーン)ですが、いい意味も悪い意味も含めてハセガワらしい感じ^^


本体は申し分ないディテールなんですが、支持具(アーム)部分が・・・・(;^_^A


最初に言った「統一感のなさ」が出ているので。。。


今回は切り取って手持ちのPEパーツから持ってきています。



yugumo322.jpg



続いてこちらは探照灯管制装置です。


駆逐艦の艦橋の信号所に装備されていることが多く

かつ適当なパーツがリリースされていない(現時点で)パーツの一つです。


yugumo326.jpg

yugumo327.jpg


今回は資料を見ながらなんとなく形状を出せるように自作してみました。


この秋にリリースされるFH版(ピットロード新製品)の陽炎に入ってくるみたいなので


ちょっと楽しみではあります。ファインモールドあたりで出してほしいですが・・・(;^_^A


それから、、、、


これは夕雲型の特徴の一つでもある船首楼についているボートダビッド


純正PEは平板を折り曲げるだけのちょっと残念仕様だったので・・・・


後部のダビッドパーツと組み合わせて加工するといい感じになります(^^)/



yugumo328.jpg

yugumo329.jpg

yugumo331.jpg


写真のように一部をカットしておいたものをハノ字に開いたところに

貼り付けていきます。

実際には斜めにもビームが入っているんですが、このスケールではオミットしても

問題ないと思います。



後部の分がなくなってしまうのでそこは汎用品を使います。



あとは兵装関係ですね^^


キットパーツはアウトライン、モールド、サイズは申し分ない仕上がりです。


ジャッキステーなどを付け加える程度にとどめておきました。


yugumo332.jpg

yugumo333.jpg

yugumo334.jpg



最近は駆逐艦兵装の側面のジャッキステーは取り付けないことが多くなった気がします。


繊細なモールドもいい感じなのでかえってもともとオーバースケールなジャッキステーを


側面までつけてしまうとうるさくなりすぎる気もするのでこんな感じです(;^_^A



もろもろ小物類も準備出来たのでいよいよ船体塗装から仕上げ作業に入っていきます。


今日のところはこの辺で。。。


ではまた(^^)/

船体組み付け完了^^(『夕雲1941』製作その5)

中秋の名月。

いきなりかなり涼しくなってきたので助かります。

ですが夏の疲れが出て体調崩しやすいので気をつけたいところです。

(季節の変わり目が非常に苦手な工場長です。。。(;^_^A)


引き続き『夕雲』の製作記事になります。


船体塗装前の組み上げが完了したところです。






yugumo336.jpg



純正PEを使って一番のメリットは手すりのフィッティングが楽な点でしょうか^^

板の厚みがWLメーカー標準の0.2ミリ厚なので若干ごつく感じてしまうのは

致し方ないところでしょうか。。。(;^_^A



艦首、艦尾付近の取り回しはこんな感じです。



yugumo337.jpg

yugumo338.jpg


機銃座については形状を修正している関係で汎用品を使っています。


細々したところ何点かは形状に”?”なところもあるので


地味ですが修正してあります。



あとは兵装、艤装品の製作をしてから船体塗装など仕上げに向けて続いていきます。


今回はこの辺で、ここまでご覧いただきありがとうございます。



ではまた(^^)/

ようやく少し涼しくなりましたが。。。(『夕雲1941』製作その4)

台風一過。。。

嵐が過ぎ去ってやれやれと思ったのもつかの間、最後に暴力的な蒸し暑さが残りました。


しかも関東に強烈な爪痕を残していった台風15号。


神奈川は三浦半島に近いところでかなりの被害が出たうえに長いところは

まだ停電が続いているそうです。


房総半島に至ってはさらに深刻な事態になっているようで被害に合われた方々には

本当にお見舞い申し上げます。

西日本や九州など、ここ数年連続してイチイチ暴風雨が発生するたびに深刻な状態になる

異常気象が怖い気がします。

一体どう備えたらいいのやら。。。。途方に暮れてしまいますね。


掲載記事は引き続き新ハセ『夕雲』です。

純正のエッジングパーツを使いつつも汎用品メインの工作になりました。



yugumo323-0.jpg


yugumo324-0.jpg


前マスト付近の工作状況です。

純正PEにはマスト周りの部品は用意されていないので金属線で組み上げています。


駆逐艦などは写真のような種類の金属線で組み上げることが多いです。


スケール的には一段太いのは承知しているのですが、空中線表現との兼ね合いと


全体の作品のバランスがギリギリ取れて強度も確保できるという点で


このサイズに落ち着いています。


スキッドビームの角の部分の部品は用意されていないのでレインボーモデルの駆逐艦用


スキッドビームのセットから持ってきています。


その他のジャッキステーや雨除け格子などもレインボーモデルのものです。


純正の手すりは少々ごつすぎるのですが、許容範囲でしょう(^^ゞ


後マスト付近は下の写真の感じです。




yugumo325-0.jpg


主柱だけ0.3mm真鍮製を使っています。


これはトップにレジンパーツを仕上げの時に取り付ける関係であえてこうしています。


後ろの支柱は0.2mmと一段細いものにしてごつくなりすぎないようにバランスをとっています。


当ブログでも何度か取り上げている部分ですが、


夕雲型以降の甲、乙、丙の各タイプの駆逐艦の後マストはヤードがクロスしています。


特徴の一つでもあるのでここは表現していきたいところです。


今日のところはこの辺で、、、ご覧いただきありがとうございます。


ではまた(^^)/

台風なかなか凄い(『夕雲1941』製作その3)

外は数十年ぶりの関東直撃の台風で風雨が暴れております。。。


ここまで中心気圧の低い強い勢力の台風が来るのは記録的なことだそうです。

ですが、無事にやり過ごして早くいい季節になってほしいものです(;^_^A


さて、今日は製作記事になります。

新ハセの『夕雲』の作業の続きの様子を。


パーツの検証と下ごしらえをしたところでハセガワ純正のエッジングパーツも

リリースされていたので取り寄せてみました。

因みにハセガワのエッジンパーツはかなり前のステンレス板製の汎用品シリーズ以来です。


どんなもんですかね~


艦橋、煙突、パーツ処理した配管類を組み上げてみました。






yugumo315.jpg


下処理した配管などのパーツも組みあがるとこんな感じの収まりになります。


整形の関係上配管類が太いのは致し方ないのですが、全体のバランスは

それほど破たんしていないのでまずまずかと思いました。


トップ部分など開口処理をするだけで結構見栄えは良くなる感じです。



yugumo317.jpg



yugumo319.jpg



艦橋のブルワーク部分や、天蓋の見える部分の端部を写真のように


出来るだけ薄く削るとよりシャープに精密感が出てきます。


デザインナイフを横に滑らして(通称カンナ掛け)割と簡単にできる部分なので


おススメします。


ここまでで、やはり感じたのはモールドの繊細な部分がかなりいいバランスで

出来ているにもかかわらず、一体成型部分の給気口などのモールドが

信じられないくらいもっさりしているので切り落とす以外に選択肢が無く

個人的には首をひねるところが散見されました。



この辺のセンスというか、理由がイマイチ見えてこないので釈然としない感じです。


純正PEについてはこれから細かく見ていくつもりですが、

艦橋の窓枠の寸法はイイのですが(フィッティングの意味で)

どうせならもう少しシャープにデザインすればいいのになぁ・・・・と


つまり、少々辛口ですが『統一感が無い』という印象が否めない感じでした。


さて、ではどんなポイントで手を加えていくとそれなりにまとまってくるか?を

意識しながら進めていきます。


ここまでご覧いただきありがとうございました!


ではまた(^^)/
プロフィール

ガク@工場長

Author:ガク@工場長
艦船模型を製作しています。
製作依頼は下のメールフォームからお気軽にお問い合わせください。

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