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最終仕上げ作業と完成写真(『橘1945』製作その5)

ヤマシタホビー版改丁型『橘1945』の完成まで^^


艤装作業が終わってからサビや汚し表現を加えて

スミイレした後にトップコートをかけて

残すは最終仕上げへ






tachibana2331.jpg


tachibana2332.jpg


tachibana2333.jpg


艦後部の機銃座の後ろ、連装高角砲の背にある

棚のような装備物はキットでは箱型のモールドとなっていて

これはタミヤの松型やピットロードの橘型のいずれとも同じ表現です。

実際には上下二段の棚のようになっていて

予備弾など搭載されている部分です。


ここはかなり目立つ部分なので金属材などで

作り直して組み付けています。




この作業で、いわゆる作品に”魂”が宿る瞬間というか

いつもこの作業で個人的には単なる”キット製作品”から

僕の”作品”としてナンバーリングされる時でもあります(^^ゞ
(実際のこの段階で記録用タグ紙に通算ナンバーを入れています)


使っているものはいつものエナメル系の塗料と溶剤ですが

部位によってその塗り落としの具合をかなり変えています。

もう一つは最近試そうと思って手に入れたトップコート剤(塗料)の

質感をチェックする意味合いも兼ねていました。
(GSIクレオスのUVカット成分入りのなめらか艶消しタイプ)


これもやはり部位によって吹き付ける量を少しコントロールしています。

スミイレなどでいったん明度が落ちた状態を

このトップコートで少し持ち上げてあげる感じ、という方がわかりやすいかもしれません(^^ゞ


質感まではなかなか写真では伝わりにくいですが

完成写真撮影時に結構変わることがわかります^^




ということで貼り線やロープ表現、旗などとりつけて完成(^^)/


tachibana2334.jpg


tachibana2335.jpg


tachibana2336.jpg


ということで完成時の写真(出品用)を撮影しました^^

オークションをご覧いただいた方にはすでに見てくださっていると思いますが

一部を掲載します。


tachibana2007-vert.jpg


tachibana2008-vert.jpg


tachibana2104-2-vert.jpg



撮影は白背景ですべて一発撮りにしています。

こと艦船は前後方向に撮影するときにピントを全体に合わせるのが難しく

逆にそのアングルをキチンととらえることで”フネ”らしい”大きさ”を

感じてもらえるように気を付けています。


またいわゆる見栄えを良くする意図での編集でのエフェクトは一切していません。

撮影時は晴れの日中の屋内ということで若干青みが出ている感じに

見えるかと思います(^^ゞ


撮影時の照明の色温度をできるだけ自然光(晴天)のカーブラインに整えることで

実物により近い風合いをとらえるように心がけているつもりです。


何が一番重要なのかについては

各々状況に応じて違ってくるのでこれが”正解”という風に捉えてほしくないのですが

理想は”作品”=”写真”なんですけどこれがなかなか難しく

感覚的には”作品”>”写真”という位置づけになるように気を付けています。

白背景というのもその意味が非常に強いです。
(作品のディテール、色味などに誤魔化しが効きにくい)

要は”粗をわかりやすくしておく”事がとても大事という

一見すると真逆とも思えるスタンスでほぼすべての作品の写真を撮っています。



つまり、「実物を手にしていただいた時に写真と比較して”嘘”がない」

これが一番大切だと考えているからになります。


と同時に常に完成写真をチェックしながら

テスト部分やダメ出しを整理して次へ、
(書き出すことが結構大事だったりします(^^ゞ)

この繰り返しを積み重ねていっています。



こういった話は今までブログでは書いてこなかったのですが

自分ではまだまだと思いつつもいつかはたどり着きたい

目標もあるので(;^_^A

少しでも当工廠のスタイルなりをわかっていただけたら嬉しい限りですm(__)m



通算1000本になるころにはどうにかしたいなぁ。。。。(=_=)




ということで今日のところはこの辺で^^

次回からまた違うテーマでの掲載予定です

ご覧いただきありがとうございます


ではまた!(^^)/

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塗装して艤装作業まで(『橘1945』製作その4)

ヤマシタホビー版改丁型『橘1945』はいよいよ仕上げに向けて

作業は佳境に入ってきたところになります^^


マスキングからの船体塗装を済ませて

一部モールド撤去の際に無くなってしまった

リノリウム抑えを0.1mm真鍮線で復旧


主だったものを艤装していきました。







tachibana2324.jpg


この時期の演出表現としては定番となっている

機銃座周りのブルワークに弾片防御ロープ表現を

金属線を何本か撚り合わせて作ったものを

塗装して組付けていきました。



tachibana2325.jpg


tachibana2326.jpg


また以前からずっと気にしていた25ミリ機銃などの

対空機銃の銃身部分に

GSIクレオスのグラファイトブラックを使ってみました(^^)/


黒(艶消しもあり)や黒鉄色といったものや

スミイレの時にそのまま強めに塗ったりと

いろいろと試していましたがこのスケール(350含む)で

気に入った塗装がずっとできずにいました(;^_^A


この塗料は非常にメタリック部分の粒子が細かく

黒もしっかり出てくれるのでようやく個人的にキマッた感触でした。


これにスミイレの度合いをコントロールすることで

見る角度によってわずかに金属的なキラっとした

質感を狙えると思います^^


tachibana2327.jpg


tachibana2328.jpg


tachibana2329.jpg


最終仕上げ前のキャンバス表現や、細部の塗装を済ませて

いよいよ作業は最後の段階に(^^)/


写真でも簡単に記載していますがこのキット

非常に細部のパーツの表現が

それまでより一層磨きがかかっている感触で

その都度驚きを感じつつ感動してしまいます(笑)



パーツの分割やモールドのデザインなど

個人的には思うところもアチコチあるにはあるんですが
(これはホントに細かい話w)

いわゆる”調理法”的なスタンスとしては

ホントは”細くしたかったけど”っていうのと

”もっと薄くしたかったけど”これくらいが今現在ギリギリ!

っていう部分を汲み取って手を入れてあげる程度で


さらに劇的に見違える仕上がりとなる


そんな印象となっていました(^^)/




率直に「いやぁホントスゴイ!」という感想です。



ということで今日のところはこの辺で

次回は最終仕上げから完成写真までの掲載予定です。


ではまた(^^)/


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塗装前までの作業完了(『橘1945』製作その3)

昨日は関東が梅雨入りしたとのことで。。。
(例年より一日早いそうです)

しばらく間は湿気に気を付けつつ過ごしていく必要がありますねぇ(=_=)


この時期は特に気温があまり上がらずにジメジメとしてくるので

瞬着やら塗装やら気をつかいながらの作業が続きます(^^ゞ


という事で、、、

ヤマシタホビー版『橘1945』は塗装作業に入るまでの

工作作業を完了するところまで(^^)/






tachibana2318.jpg


tachibana2319.jpg


tachibana2320.jpg


手すり周りのちょっとした部分を付け加えて行く感じです。

単装機銃の防楯や艦首主砲周りの一段高くなっている手すり部分など

丁型の特徴と雰囲気を足していく感じで進めていきました^^

細かい事ですが、艦首の単装砲前の波除板のパーツも

端部を薄く見えるように少し削りこんでいくことで

全体のディテールのバランスをとっていきました^^



最後にそのほかの兵装と搭載物など



tachibana2321.jpg


tachibana2322.jpg


小発の形状も素晴らしく、デッキ部分のやや大げさな木敷の表現などは

塗装した後のスミ入れでちょうどよく仕上がる感じだと思います。

今回は艦首、艦尾の主兵装である高角砲の砲身は

キットパーツの先端をドリル開口で仕上げています。


気になる向きは金属砲身に入れ替えることでよりシャープに

仕上げる事が出来るかと思います。
(今回はテストピースなので敢えてキットパーツの工作で雰囲気を確認)



これでいよいよ船体塗装から仕上げまでの準備が整いました。


ではまた(^^)/


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パーツの下ごしらえの各部工作(『橘1945』製作その2)

ヤマシタホビー版『橘1945』

船体の下処理を終えたので、今回は各部の構成パーツと

その下ごしらえを進めていきます(^^)/


という事で、、






作業途中の写真ですが、、、(;^_^A

この段階で必要なパーツを残して切り出していきます。
(あくまで個人的な手順です)

おおよその解像度的なイメージをしながら

そのまま使うパーツ、手を入れて使うパーツ、使わないパーツ

そんな風に選別していく感じです。



マストはキットパーツでも問題ないとは思いますが

手すりを貼っていくのでマストも細く作り直す感じで進めました。

まずは艦橋と前マスト周り


tachibana2311.jpg


tachibana2312.jpg


tachibana2313.jpg


写真に使っている金属線の太さを書きこんでみました。

こんな風に太さを部位ごとに変えてバランスを整えていく感じです。

後はキットパーツのブルワーク部分は端部を薄く削り出して置いて

手すりなどのPEとのバランスをとっています(^^)/



残る機銃座や後マスト周りを組上げて

構造物関係は完了!



tachibana2314.jpg


tachibana2315.jpg


tachibana2316.jpg


後部マストに取り付けている13号電探は

ファイブスターのパーツセットから加工して取り付け

最近気になっているのは横桁にあたるエレメント(素子)を

組上げた後に追加しています。


地味に難しいのはその基部にあたる銃座と探照灯台渡り

探照灯周りの手すりは一段で上に開いている形状で

組付けるあたりでしょうか(^^ゞ


という事で、後は手すり周りを組み付けて

塗装に向けて作業を進めますm(__)m



ではまた(^^)/

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ヤマシタホビー会心のキット!(『橘1945』製作その1)

先月は静岡ホビーショーからの

先週は都内で”carat1”というキャラクター、フィギュアメインの展示会が開催されたりと

徐々に模型的なイベントが開催されてくるという状況^^

個人的に最近いわゆる「塗装による表現」にフォーカスしている関係で

ジャンル問わず行ける限りインプットの機会を得ようと

出かける事が多かった気がします(^^ゞ


”塗装表現”ともすれば特に【艦船模型】のジャンルは

ココ十数年全く進歩している印象が無く

かといって何でもかんでも”足していけばいい”というわけでもなく

個人的には、「より雰囲気を感じられる塗装表現」を自分なりに

高めて行ければと考える感じでしょうか?(;^_^A



さて、というわけですっかり更新が滞っていた当ブログですが

順次再開していこうと思います(ナンノコッチャ)

今日から新テーマ






ヤマシタホビー版改丁型『橘1945』です(^^)/

丁型である『竹1944』もおいおい製作してレビューをかねて掲載するつもりです。

でもって検証も兼ねて初手になるので

ディテールアップ作業はそこそこでまとめていきます^^

まずは船体の基本処理


tachibana2303.jpg


tachibana2302.jpg


tachibana2301.jpg


tachibana2304.jpg


ざっとこんな感じです^^

ここにきていわゆるパーツ設計が非常に堅実且つ繊細に進化していて

舷窓や構造物の梯子など彫刻の繊細さもさることながら

初めて艦船模型を触る人にも”非常に分かりやすく組みやすく”を

更に磨き上げた好キットという印象でした。


僕はケースに固定する方法としてビス止めを採用している関係で

写真のような追加工作をしていますが

一般的にはやらなくてもイイかと思います(^^ゞ



またいわゆるキール(竜骨)にあたる中心線上にしっかりと”桁”を置いているので

喫水線モデルで生命線である『船体の反り』を構造的に発生させない

そんな工夫もされていて好印象です(^^)/



という事で船体を組み上げていきます。

tachibana2306.jpg


tachibana2307.jpg


tachibana2308.jpg


tachibana2309.jpg


船体の舷側にある溶接痕の表現については

個人的な好みもあるのでスッキリと削り落とし

艦尾の貼り合わせ部分の合わせ目処理も兼ねて整えていきました。


甲板上の細かなモールドは

先の写真で裏打ちした予備弾薬設置棚以外は残していきました。


船底色は今回タミヤラッカーの『ダルレッド』を採用してみています。

同型艦の『初桜』が先の大戦の終了時

戦艦ミズーリまで全権特使を連れて行くときに動画がカラーフィルムで撮影されており
(Youtubeで検索すれば観られると思います)

実艦のこの部分の色がかなり鮮やかで明るい赤色に見える事がわかると思います。


ある種の模型的表現の一つとしてこの”艦底色”の色味も

どちらかというともっと暗く、茶色に寄ったものを使うのが一般的とされてきましたが

どこかのタイミングで掲載誌等でそんな風に塗られた作品がその後に影響して

キット用塗料の色味に反映されて行き

それ以降まさに”それが普通に合っている色”としてまかり通ってしまってきた

いい例の一つだと思います。


少し長くなりましたが今日のところはこの辺で(^^ゞ


ではまた(^^)/

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