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『熊野』完成!出航しました^^

『熊野』1944最終時の製作も最終回です^^

張り線や残りの小物など最終仕上げを施してアクリルケースに収めました。



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ちょっと青みが強く写ってしまっていますが・・・^^;

アクリめいとさんのアクリルケース(重巡用)を採用していただきました。
海面プレートはそのままでは明るすぎるのでクリアブルーとクリアブラックを吹いて少し落ち着かせました。

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第7戦隊旗艦でしたので将旗を掲げています^^
艦載機も満載状態で零式水観も搭載、この機体は人気ですね~
もちろん私個人も大好きな機体です。
あとは二式水戦ですかね。下駄ばき、大好きですね~

ようやく完成しましてめでたく出航いたしました。
無事に到着、入港できたとのことで写真をお願いいたしました^^;

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ありがとうございました~!!

次回は別のテーマの掲載予定です。

ではでは(^^)/



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組み付け作業から最終仕上げ

そろそろ関東地方も梅雨入りの気配・・・・(--)

瞬着の白化が激しくなる今日この頃です。

さて、『熊野』もいよいよ仕上げていきます^^



それぞれの構造物を取り付けたところです。

こうなってくると一気に軍艦らしくなってきてモチベーションもアップしていきますよね~^^

武装他甲板のこまごま艤装品を取り付けて・・・

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サビやスミ入れなど仕上げの塗装を行ってトップコートを吹きました。

ハリネズミのごとく単装機銃満載^^

熊野は最終時単装機銃は24基

前部甲板に4基、艦橋周辺に6基、飛行機作業甲板に4基、後部甲板に10基という配置(諸説ありますが・・・)

意外に艦橋両舷と後部甲板の機銃座は連装でした。機銃座として設備されたかどうかも諸説ありますが、入渠整備とトラックでの戦地整備状況からみて機銃座はあったうえで本土に修理回航する駆逐艦から降ろされた連装機銃などが工作艦によって改修装備されたようです。

話はそれますけど・・・

大戦中の機銃増備などの小改修、工作艦『明石』の活躍を外せないのですが、肝心な行動日報が残ってないため、各艦や各戦隊単位の戦闘詳報や日報などを頼りにするしかないのが現状です。

また、実際に日報の報告も書き手の表現にかなり左右されるので整備要目にあるのに搭載していないとか位置や種類が違うなど意外にもいい加減なところが散見します。戦闘が激化してくると写真もほとんど残されていないので推測の域を出ない考証もかなり出てきてしまいますが、大方はある意味理にかなった、現実的な改修になっている傾向ですね。

戦後70年、かなりの時間が経ってしまっていますけどこういった記録の数々をそれこそ文明の利器で集積、分析、体系化できたら素晴らしいでしょうね~^^;

また、逆に作り手としてはあれこれ想像しつつ、推理推測しつつ・・・も製作にとっての醍醐味でもあります^^

次回は完成、出航前の写真を掲載して『熊野』編は完結予定です。

ではでは(^^)/

『熊野』構造物製作

『熊野』構造物の製作です。

キットは開戦時をプロトタイプとしているため要所要所は改修の必要が出てきます。
最終時は簡単に以下の項目で開戦時とは異なっています。

1.艦橋の前面に遮風柵
2.艦橋天幕に防空指揮所
3.艦橋前面の機銃が13ミリ連装から25ミリ3連装に換装。それに伴い機銃座が大型化
4.各所兵員待機所増設
5.前マストに21号電探および22号電探、逆探を装備。同時に電探室追加
6.後マストに13号電探及び電探室を増設

市販されているエッジングパーツもこのあたりまでリサーチして製品化されているものはないので
ほぼセミスクラッチすることになります。

煙突だけはほとんど変化がないのでこれはこのままディテールアップを施していきます。





艦橋です。

窓枠にガラス表現、艦橋内部に双眼望遠鏡を取り付けました。

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大型化した機銃座の下部に、最上甲板にも増設された機銃のための兵員待機所も作りつけておきます。

遮風柵は『最上』のものとは若干形状も違っているのでそのあたりも表現してみました。
ややオーバースケール気味ですが模型的な見栄えを考慮しました。

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後部マストです。

写真では信号灯の位置が逆になってしまっていますが最終的には修正しています。
(塗装までした後に気が付いて唖然!!(@@)焦りました~^^;)

13号電探の位置に諸説ありますが、『鈴谷』『熊野』は『最上』と違う後マスト形状で竣工しており、大戦前にクレーンの改修を行った後はそのままで三脚部分がやや低いため、マストの主柱に取り付けられたと考えられています。
(『最上』は三脚部分の中央に取り付け)

増設された機銃座部分もプラ板などから追加工作していきます。


これで構造物が出来上がりましたー^^

いよいよ船体に組み付けて仕上げにかかります。

ではでは(^^)/

船体の作業

昨日の小笠原沖の大きな地震には驚きました(@@)

その長く大きな揺れは4年前を思い出してしまいました・・・・

皆様には大丈夫だったでしょうか?工房の在庫キットが崩れてくるんじゃないかと
ひやひやしましたが(汗)

さて、『熊野』船体の作業にかかります。

最終時ですので、舷窓のほとんどが塞がれていました。資料に基づき舷窓蓋を取り付け舷外電路など、船底色を吹き付けてマスキングした後に作業していきます。

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続いて、手すりをある程度取り付けた後でプライマー処理とリノリウムを吹き付けてマスキング。

船体色を塗ってリノリウム抑えのエッジングパーツを取り付けていきます。全面リノリウムの重巡の場合はここまで一気に作業して船体を仕上げておきます。船体色はガイアカラーの呉海軍工廠色です。
やはりGSIクレオスより若干青みが抑えられているこの色合いはいいですね~^^

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さて、次はいよいよ艦橋や煙突など構造物の製作に入ります。
最終時なので増備された電探装備や機銃などキットパーツのままでは再現されていない状態を作りこんでいきます。

ではでは(^^)/



『熊野』小物2(兵装関係)

今年は春をそれほど感じないままムシムシと梅雨入りを迎えそうですね^^;

いきなり夏みたいな空気で、異常気象をこれほど感じる年も珍しい気がします。

火山の噴火や近くでは箱根の大涌谷の火山活動の活発化など心配事も増えている感じです。

さて、しばらく更新が空いてしまいましたが・・・

『熊野』1944小物類の製作から構造物まで。

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主砲、高角砲などなど・・・

主砲はキットパーツに海魂の金属砲身を合わせて製作しました。
この20.3センチ連装砲。通常E型砲といわれる最上型、利根型で採用された連装砲塔は重巡の標準艦載砲の中で一番後期型のものになります。古鷹、高雄型に搭載されているものと若干ですがディテールが違っています。
断熱板がそれまでのものよりも少しすっきりとしていてリベット痕などもなく第3,4砲塔の測距儀のケーシングもデザインがすっきりしたものになっています。写真ではわかりにくいですが、ケガいて鉄板の継ぎ目を表現してあります。

『熊野』は第3,4砲塔の空中線支柱はそのままでしたのでエッジンパーツから『熊野』用を選んでいます。

高角砲はピットロードのパーツセットから金属砲身をアドラーズネストの高角砲砲身に変更してディテールアップしました。

機銃関係は25ミリ3連装が8基、同連装が4基、単装が24基が最終時の要目です。装備位置に関しては諸説あるのですが、参考資料を基に後部甲板に10基、飛行機作業甲板に4機、艦橋両サイドに6基、前部甲板に4機配置します。

弾薬箱に至っては60~70個になるので、せっせと組み上げていきました。

単装機銃も含めて結構シビレマス^^;

次回はいよいよ船体の製作にかかります。

ではでは(^^)/



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ガク@工場長

Author:ガク@工場長
艦船模型を製作しています。
製作依頼は下のメールフォームからお気軽にお問い合わせください。

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