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塗装と艤装まで(『暁1940』製作その10)

前回に引き続き。。。


ヤマシタホビー版特Ⅲ型駆逐艦の製作です。


塗装と艤装、そして開戦前の昭和15年(1940)時の第6駆逐隊


という事で艦名表記を加えていきました。





akatsuki356.jpg



まだ細かいところの艤装品が一部残っていますが


全体的な感じはわかっていただけるかと思います。


まだサビ汚しやスミイレなどの作業はしていない段階です。


各部のアップはこんな感じです。(;^_^A


akatsuki359.jpg


akatsuki358.jpg


akatsuki357.jpg


akatsuki361.jpg


akatsuki363.jpg


akatsuki364.jpg


akatsuki366.jpg


艦名はピットロードのキットに付属しているものを使ってみています。


若干なじませるのに神経を使いますがおおむね良好な感じになりました。


兵装や構造物、マストの感じなどバランスも非常に良好で


いかにこのキットが秀逸なのが良くわかってもらえるとうれしいですね^^



ですが。。。。。


お気づきの方はすでにお気づきかと思いますが



船体をキットほぼそのままという事で舷側のモールド

がそのままになっています。


やはりと思いつつもここまで来て再確認した次第です。


期待のあまりそのままに進めていたこの船体のモールドが

せっかくのプロポーションをぼかしてしまい?

というよりの構造物のディテールアップ製作のために



よりバランスが????!!( ゚Д゚)


とことに相成ったわけです。。。。_| ̄|○


hibiki008-vert.jpg


因みにWLシリーズのタミヤキットベースの『響1943』の写真を載せてみました。


これも今の目で見ると艦橋がやや大ぶりなのと

船体のサイドシアーが表現されていないので

ややのっぺりした印象も含んでいると思いますが


全体のシルエットとしてはディテールバランス含めて


おおむね満足できた作品でした。



なので


ただでさえ秀逸なヤマシタホビーのキットなだけに


このまま仕上げてお渡しする気になれず

再び取りかかりなおすという事になりました。(本当にすみませんm(__)m)


何卒ご理解くださいませ。。。。


ですがこれはこれで最後まで仕上げきります。

(その部分も試行錯誤の一つになるので(^^ゞ)



と、いうことで(;^_^A


ここまでご覧いただきありがとうございますm(__)m


ではでは(^^)/

検証と表現の試行錯誤の連続②(『暁1940』製作その9)

前回から引き続き。。。


ヤマシタホビー版特Ⅲ型の製作記事になります。


船体塗装前の状態の各部のディテール製作の様子です。


2番3番魚雷発射管の間にある予備操舵所の表現です。



akatsuki347.jpg



三段ほどステップを取り付け、中に操舵機の表現をしています。

使っているのはレインボーモデルの汎用パーツです。


あとは両脇の給気口のパーツも開口処理などなど。。。




akatsuki348.jpg



第二砲塔基部付近


マストの信号表示灯は支持部分だけ金属線とメタルラインで組み上げ。


『暁』に合わせてダクトや給気塔など配置しなおしています。



akatsuki350.jpg


続いて艦橋付近(後ろから)


それと艦首付近の表現など


第一砲塔付近のリノリウム部分はキットだと錨甲板まで来ていますが、


周囲は貼られていなかったのでリノリウム押さえのモールドを削って

マスキングで区切っています。


一番魚雷発射管付近のモールドも一部違うので変えています。


akatsuki351.jpg



akatsuki352.jpg



最後に第二煙突後部の機銃座付近には


魚雷調整器が設置されてたのでプラ材などで


表現を加えています。


だいたいこのくらいで各部の説明になります。



いかがだったでしょうか・・・・?(;^_^A


ヤマシタホビー版特型駆逐艦シリーズ


個人的に今現在でほぼ決定版と言っていいくらい


秀逸なキットだと思っています。


故に(?)そのディテール製作や同型艦の差異といった部分で


「どうやるか?」が実は全然見えてこないキットでもありました。


ですが、手が止まることよりもまず


”形にしてみる”


そう考えて進めていきました。


次回は塗装作業後の粗艤装の段階を掲載します。


ヤマシタホビー版「特Ⅲ型駆逐艦」を手掛けている方


また、作ろうと思っている方に少しでも参考になれば幸いですm(__)m


ここまでご覧いただきありがとうございますm(__)m



ではでは(^^)/

検証と表現の試行錯誤の連続①(『暁1940』製作その8)

冒頭に。。。

今日はF1のレース解説やピットリポートなどで

ご存知の方も多いと思う今宮氏の訃報に触れ

驚いたと同時になんとも思い出の一つが無くなってしまった。

そんな気持ちになりました。


当時のブームに乗ってレーシングカーのキットを作りまくっていた事や

レースの開催地によっては深夜や明け方にかかることもあるのを

夜更かししてテレビ画面を観ていたことなどなど。。。


こころよりご冥福をお祈りします。



さて、今回の記事は


前回から引き続き『暁』の記事になります。









akatsuki337.jpg



船体塗装前の写真です。


おおむね手を入れる必要のあるところや、

ディテールの解像度という点で作りこみの箇所、


そして汎用品に切り替えた時点での各部分のフィッティングなどなど。。。


各部を簡単に解説していきます。


akatsuki339.jpg


まずは艦首付近


錨甲板の主砲よりの部分でモールドを撤去したところに

俯角制限台を作り直しています。


キットのモールドの位置や形状から”水切り板”?と思いがちですが

こんな感じの台が付いています。

(第2砲塔基部にモールドされているのも同じ部分を表しています)



akatsuki340.jpg


続いて艦橋周りです。


艦橋後部の信号所の旗収納部分を表現と

マスト支柱との間のビームなど。


手すりなどのパーツをそのままつけてしまうと

かなり不自然になってしまうので、


外に膨らんでいる感じを表現しています。



akatsuki346.jpg


次は艦尾部分です。


写真にあるように投下軌条の表現も迷ったりしていました。

モールドは太すぎるので削り取った後に金属線などで

表現しています。


ただ、この部分は端部に折りたたみの部分があるので

そこをどうするか?などなど。。。


ここは後日現在進行中の特Ⅲ型の方で掲載する予定です。




もう少し続きがあるのですが、


いつも記事が長くなりすぎるので今回はこの辺で(;^_^A


残りは次回の記事で掲載します。


ここまでご覧いただきありがとうございますm(__)m



ではでは(^^)/

本年もよろしくお願いいたします。(『暁1940』製作その7)

年も改まりだいぶ日にちが経ってしまいましたが。。。。


本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

とはいえ、あまりに不遇(?)な二年余りの影響で(昨年秋からは特に。。。)

ビハインドを取り戻すのにこの一年かかるかなぁとある意味開き直って

やっていくので、まだ諸々変化の年になるかと思いますが

何卒お見捨てなくm(__)m


さて、新年最初の更新記事ですが。。。。?


そういえば「アッチはどうなってるん?」という事で


実は粗艤装までは進んでいた『暁1940』の製作記事にしました。



とりあえずは、ご覧くださいm(__)m



akatsuki330.jpg


akatsuki331.jpg


レインボーモデルの汎用パーツ(駆逐艦用スキッドビーム(Ⅰ)を採用


取り付け後の全体の感じです。


各部アップはこちらです。




akatsuki332.jpg


akatsuki333.jpg


akatsuki334.jpg


akatsuki335.jpg



それぞれのポイントは、写真にコメントを入れましたので

だいたい雰囲気はわかるかと思います。

サイズや形状は驚くほどぴったり合うのと、現在では新しいパーツメーカーから

セットパーツなどもリリースされていますが、ことスキッドビームに関しては

これ以外に満足のいくものに、出会えていない感じでしょうか(^^ゞ



レインボーモデルのPEを使う際に、特に注意する部分は左舷中央のパーツです。


写真のコメントにあるように

機銃座のパーツの厚みの為に接合部が干渉してしまいます。


なので、パーツにめり込んでいる感じになるように

干渉部分をカットしてフィッティングしています。




さて、今回の記事の最後は現在の様子を。。。。




akatsuki355.jpg


艦名まで入れたところです。



後残すのは細部の演出部分とウェザリング→トップコート

→空中線やロープ、クリアパーツ部分などの最終仕上げを残したところで

中断しています。(これはこれで必ず最後まで仕上げきりますが・・・(;^_^A)


ここに至るまで何度か中断して新たにやり直すことにかなり迷っていた時期が

長くありまして、昨年最後の記事に至っております。。。m(__)m



ですが、やり直しを決めた時点で各部の手の入れるべき部分を確認、

検証するスタイルに変更。


艦名デカールを貼り付けた時点で正直「あ~やり直しにしてよかった」と

勝手ながら自分でも納得した次第です。



ブログの記事はの方は、ここに至るまでの作業過程をアップして

次に、改めて取りかかったほうに移行する予定です。



ここまでご覧いただきありがとうございますm(__)m


ではでは(^^)/

色々ありますね。。。(『暁1940』製作その6)

久しぶりの更新です。

ホントにいろいろありますね。。。昔四柱推命の鑑定を受けたことがありまして、

(もう20年以上前のことでついぞ最近まで完全に忘れていたのですが)

その時にかなり強く言われたのが昨年と今年はいわゆる大殺界で(一生涯で最大級)

しかも10月11月は特に悪いことが重なるので特に気をつけること、という事でした。


実はその時に手渡されたメモのようなものを取っておいたことも思い出し、

探し出して改めて見てみたら、そう書いてありました(;^_^A


今はただただこれ以上のことが起こらないように祈りつつひたすら通り過ぎるのを

待っている日々でございますm(__)m

(もーホントになにも起こってくれるなよぉぉぉぉぉ!!(´;ω;`)ウゥゥ)


さてさて。。。。


かなり前から取りかかっている特Ⅲ型

ほぼ組みあがって塗装もほぼおわり、後は仕上げ!という段階でどうしても気になって

手が止まり、、、、さんざん悩んだ挙句


「やり直し!」と決めてお願いして取りかかりなおしている状況です。


というのも船体のモールドとアウトライン

仕上げが近づくほどバランスを欠いている事に我慢できなくなってしまったわけです。。。(スミマセンホントに)

という事で。。。




akatsuki402.jpg



舷窓もⅢ型それぞれ違っているのもあって、全部パテ埋めして


モールド含めて4隻分すべて船体を研ぎだし


そうしたらなんと!!!!

完璧なまでの「特型」の美しい船体が現れたではないですか!!!( ゚Д゚)

惚れ惚れするくらいのバランスの良さとサイドカーブ


・・・やってよかった(;^_^A



ようやく本格的な作業に入れた感じです。


まずは1番艦『暁』


akatsuki404.jpg

akatsuki405.jpg




写真にもあるように資料を基に舷窓位置を確認しながら0.4mmのドリルでさらって

レインボーモデルの舷窓庇を取り付けていきました。


ドリルは穴が貫通しないように気をつけています。

実際仕上がって眺めると向こう側の光が見えてしまうこともあるので(大昔気づいてから注意しています)

個人的に気になってしまうので特に気をつけている作業の一つです。



akatsuki403.jpg


最後の写真はいつもやっている製作の際のレジュメです。


元資料となる図面などを使って手を入れていく箇所を書き込んで使っています。

今回はモデルアート社増刊の『真・駆逐艦総ざらい 特型駆逐艦編』に掲載されている図面を

コピーして、写真資料からポイントを確認しつつあれこれ書き加えていく感じです。


作業の都度資料確認やら何やらで手が止まるのが気になって

結構前から取り入れているやり方です。


それでも作業の内容によっては再確認が必要な時もあるので

それもコピーに書きこんでいっています。



ご参考になれば幸いです。


徐々に平常運転に戻していくつもりです(今度こそ(;^_^A)


ではでは(^^)/
プロフィール

ガク@工場長

Author:ガク@工場長
艦船模型を製作しています。
製作依頼は下のメールフォームからお気軽にお問い合わせください。

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