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『雷1940』仕上げ^^(『雷1940』製作その5)

昨夜は(今朝は?あ、も、だ(笑))ド深夜から朝方まで


スペースにご参加くださった方、お疲れ様でした(^^ゞ


メンバーによっては際限なくずっと続けてしまうので。。。


毎度毎度スミマセン!


さて、製作記事の方は『雷1940』の最終仕上げ作業の様子です(^^)/






ikazuchi338.jpg


ikazuchi339.jpg



今回の第5駆逐隊は比較的キレイ目な仕上がりを意図しています。



そこでのポイントはトップコートの使い方で、大事なのは”質感”だと考えていて


こういった小スケールの作品で仕上がりのタフさというか

サビや汚しといった演出を加えるときにトップコートで明るく見える分を

あらかじめ計算に入れてスミイレをしています。



そして、エアブラシ塗装でコントロールするのは”乾燥時間”でして


希釈する溶剤の特性をある程度考える必要が出てきます。

つまり、乾燥に時間がかかるほうが艶消し感が弱くなります(マイルドになります)←結構大事!



今回は光の当たり具合ではやや反射を残すようにしているのが

写真でもわかると思います(^^)/


理由は船体のサイドシアーのすばらしさを見せるためです。



最後に貼り線、旗などを取り付けて完成(^^)/


ikazuchi340.jpg



後ろにいるのは『電1940』です。


というわけで(笑)



次回からは最後の特型駆逐艦『電』に移ります(^^ゞ


内容的にかぶる部分も多いので


ポイントに絞って、まとめて行く予定です。



ここまで、ご覧いただきありがとうございます。


ではまた(^^)/


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塗装から仕上げ作業へ(ウェザリングなど)(『雷1940』製作その4)

今週の後半には関東でもまた雪になりそうとのことで。。。(-"-)


しかし、時期的に寒い話しかしてませんね(^^ゞ


『雷1940』は船体の塗装からいよいよ仕上げに向けての作業に入ります。


今回はちゃんと説明してこなかったサビ表現や水垢表現についても


ちょっと触れてみます^^






船体塗装を終えてマスキングをはがし


魚雷運搬軌条の中のリノリウム抑えを0.1mm真鍮線で追加していきました。


その後、もろもろ艤装を進めていき艦名デカールを貼り付けていきました。


デカールの貼りつけ後は十分な乾燥作業が必要で


この段階でシルバリングや隙間など丁寧に処理していきます。


駆逐隊番号と舷側のカタカナ表示はヤマシタホビーのデカールセットから


艦尾の表示用はこのセットにないのでピットロードの物を使っています。


ikazuchi331.jpg


ikazuchi332.jpg




さてここまで来てようやく、いわゆる艦船模型の『魂入りましたー!!』の作業でもある


サビ表現や水垢表現とスミイレになります。


あくまで僕個人のやり方なので参考になるところだけ


拾ってもらえればイイかと思います(^^ゞ



スペースや作業雑談配信で作業しながら話したことが何回かありましたが


ブログではいつも作業終わりを少し載せて行く程度でしたので。。。(;^_^A



特に大戦期の艦、または現用艦というものに限らず


水垢については出航行動中、数週間で付き始めます。
(特に外洋に出た場合で夏場だと一気に進みます)


この辺の濃さというか表現の強弱はいろいろ試してみてくださいm(__)m


ポイントはスミイレ塗料に筆をドボンとつけたまま


いきなり描き始めると調整が難しくなるので、


細めの筆の毛の量が少ない平筆で塗料を取り、ティッシュなどの紙で


軽くポンポンと余分な分を落としてから、ドライブラシの要領で下から上に向かって


軽く触れるように走らせて細かな段差やムラを出していきます。


どういった部分によくこの水垢が付いているかは意外にコントラスト強調が強い


白黒写真のほうが参考なる部分が多いかと思います。


そのあと、エナメル溶剤を皿に取り、同じ筆を使って少し縦方向にぼかしていく、


そんなやり方をしています。


ikazuchi333.jpg


ikazuchi334.jpg



続いてサビ表現です。


このエナメルのブラウンは主に二色を調色した塗料に
(レッドブラウンとフラットブラウン1:1)


オレンジをわずかに足したものを使っています。


少し先の荒れた使い古しの面相筆でサビダレを表現したい部分に


濃くなりすぎないように描いていきます。


ikazuchi335.jpg


続いてコレもエナメルの溶剤を皿に取ったもので


滲ませつつ、左右から筆で寄せていくように、上から下に向かって


ゆっくり垂れて行くように筆を進めます。


ikazuchi336.jpg


船底(喫水線)付近に滲んで垂れてきた塗料を


適宜筆に取りながら丁寧に作業していきます。


写真では外側に広がって乾き始めている状態を撮っていますが


そのまま放置したままだといわゆる”ヘリ”に薄まって浮いた塗料が枠のように


集まったまま乾いていきます。


これをそのままで終わりにすると一気に不自然になるので


最後にスミイレ作業に合わせて船体に対して縦方向に


平筆で重ねていくことで馴染んでいきます。


この濃淡や幅等でタフさ加減というか、その艦の時期に合わせた雰囲気を


出していっています(^^ゞ


いわゆるAFVやエアモデルとは手順ややり方が若干変わっているとは思いますが


「正しいやり方」というのが基本存在しない分野なので


色々と試してみるとイイかと思いますm(__)m



長くなりましたが、今日のところはこの辺で


ではまた(^^)/

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細々な部分(『雷1940』製作その3)

昨日は今年の静岡ホビーショーの開催の発表がありました!


新型コロナの状況次第ですが


とにもかくにも開催を計画してくださった主催者には感謝ですm(__)m


無事に開催されることを祈るばかりです。。。


さて、製作記事は引き続き『雷1940』です。


細々としたところを・・・(^^ゞ






ヤマシタホビーの特型キットの特徴でもある


二番発射管と三番発射管の間にある


給気筒と一体に配置された魚雷発射制御の測距儀台


この開口は是非ともやっておきたい工作の一つです(^^)/


ポンチでセンターにアタリを付けて0.5mmのドリルで少し彫り込んでから


デザインナイフでクリクリするだけで写真のようにできます^^



次に主兵装のパーツ処理です。


ikazuchi307.jpg


ikazuchi316.jpg


ikazuchi317.jpg



キットは一番砲の防楯の照準口の形状がしっかりと表現されており


この辺も非常に秀逸なキットといえる部分です。



次に魚雷発射管の防楯についてラッタルの位置がポイントで


ほとんどの搭載艦は修正が必要になるのですが、


ごく一部キットのモールドでバッチリな特型の艦もあるので


コダワル向きの方は一度調べてみると面白いかもしれません^^




あとは船体の方の細々した作りこみ部分も仕込んで


塗装作業前の準備ができたところです。


ikazuchi328.jpg


ikazuchi329.jpg


これでいよいよ塗装から仕上げに向けての作業に入っていきます(^^)/


実際には『電』と並行作業しているので


次回は第二小隊ももう一隻『電1940』の作業に話をいったん戻していきます(^^)/


ここまでご覧いただきありがとうございますm(__)m




あ、そうそう


冒頭で書いた「静岡ホビーショー2022」ですが


この大磯海軍工廠、無事に開催されれば


展示会に初参加させていただく予定でおりますm(__)m



作品自体は全くの未公表未掲載の作り下ろしになる予定です。
(ぶっちゃけ一本は数年前に出来ていたんですけど、、、ネ(^^ゞ)


全く状況次第ですが、ひたすらもう一本を合間作業で進めつつ


開催を祈るばかりです。。。



ではまた(^^)/

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『雷』にしていきます^^(『雷1940』製作その2)

今日から暦の上でも新たな年になりました^^


全国的にまだまだ寒い日が続きますが(寒さにだいぶくたびれてマス)


気を付けていきましょう。。。


さて、下ごしらえを済ませた第二小隊ですが


ここから個艦別に作り分けて行きます(^^)/






『雷』『電』の二隻の下ごしらえ状態です。


甲板の魚雷運搬軌条のモールドを削り、金属線で貼りなおしています。


レール型のエッチングパーツなどもありますが


特型は埋め込み式レールの為この表現ではゴツすぎてしまうので


使っていません。


ikazuchi310.jpg


ikazuchi311.jpg


特Ⅲ型駆逐艦4隻の内


この『雷』のみ方位探知室およびループアンテナは装備されていません。


つぶさに残されている写真を確認しましたが


結局戦没まで装備されることは無かったと判断しています。


ここから船体の塗装作業までの作りこみを進めていきます^^


ikazuchi313.jpg


ikazuchi314.jpg


ikazuchi315.jpg


こんな感じです(^^ゞ


艦橋の魚雷戦指揮所の張り出しの後のブルワークが他の艦と違うのも特徴です。


『電』はさらに面が折れているところもあって識別点になっています。


睦月型までに見られる短い船首楼甲板を持つスタイルから一新し


強烈なまでの雷装、砲火力、速力など


いわゆる艦隊型駆逐艦の先駆けとなった特型駆逐艦ですが


正に試行錯誤の連続で、個艦ごとに改修するごとにアチコチ変化してくる


「実に厄介(難儀)ww」な駆逐艦群なので


逆にそれがまた非常に魅力の一つなんだと感じました(;^_^A


この後は兵装や艤装品などを用意して


塗装に入っていきます^^


ここまでご覧いただきありがとうございます。



ではまた(^^)/

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第二小隊にかかります(^^)/(『雷1940』製作その1)

今日は節分ですね^^


いわゆる本当の意味での年の切り替わり


イイ感じに切り替えていきたいですね(^^ゞ


さて、第6駆逐隊はそのまま第二小隊の『雷』『電』に取りかかります。


船体と艦橋基部のそれぞれのポイントは再掲ですが


このカテゴリでも掲載していきます^^






ikazuchi302.jpg


ikazuchi303.jpg


ikazuchi304.jpg


ikazuchi305.jpg


いわゆるこの部分だけでも結構違うのがわかると思います。


構造物も細々それぞれに個性があるので


作り比べをしたい方や多少コダワル向きには参考にしてくださると嬉しいです(^^)/


という事で、次回からいよいよ『雷』として


作業を進めていく様子を掲載しますm(__)m


ではまた(^^)/


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