久しぶりの空母記事(笑)(『鳳翔1944』製作その1)
世間ではワールドベースクラシックが開催され
わが侍ジャパンの快勝が伝えられていますが、素晴らしいですね~!!(^^)/
このまま世界一まで走り抜けてほしいものです。
さて、今回から航空母艦『鳳翔』の最終状態の製作記事を始めます。
ツイッターにてアンケートにご協力いただきありがとうございました(;^_^A
重巡洋艦と僅差ということもあったのでこの『鳳翔』の次は
重巡洋艦にする予定です^^
では、始めていきましょう~(^^)/

今回のベースキットはこちらになります。
エッチングパーツ付きのスペシャル版で、それを使用することで
飛行甲板が最大限延長された最終時を再現できる内容になっています。
(通常版の場合はその少し前の開戦時~昭和19年初旬ごろまでを製作できます)
まずは船体の基本処理作業から^^



船体に船底板を組み付けてバラスト板を固定し
当工廠では定番のM3ナットプラリング埋め仕様(笑)を
船体の中心からそれぞれ同じピッチで取り付けドリルで開口していきます。
ナットの固定には写真にあるようにタミヤのミドリ蓋で溶着させることが多いですが
時間短縮をしたい方はアロンアルファのプロ用耐衝撃を
流し込みながら廻り縁まで接着するのもアリです^^
次にキットの状態にもよりますが、写真にあるように
船体と甲板のパーツの合わせ目に隙間ができていることが多いので
伸ばしランナーなどを使ってある程度隙間に入れて置き
接着剤を流し込んで埋めておきます。
この時の手法としてやはり二通りありまして。。。(^^ゞ
ミドリ蓋の接着剤でランナー部分を溶かし込む要領でふやけてきたタイミングで
ヘラなどで優しく抑え込みながら大まかに埋めていき、硬化したらカッターでカンナ掛け→軽くサンディング
というやり方と、
伸ばしランナーで隙間のアンコを入れ込んでから瞬間接着剤をパテ代わりに流し込んで
硬化後に削り込んでいくやり方ですね^^
瞬間接着剤を使う場合はかなりの時間短縮になりますが、余計なところに流れ込むと
そのままアチコチ埋めまくるので(笑)、少しずつ慎重に!
続いて、船体の表現の処理作業として
不要なモールドの撤去と逆に甘い部分の彫り直しや
船体の溶接痕表現としてのケガキ入れなどをやっていきます。



ここまでくると何となく製作作業に入りだしている実感も出てくるのではないでしょうか?(^^ゞ
溶接痕表現についても手法としてはいろいろとありますが
僕の場合は船体のサイズで決めることが多いですね~(^^ゞ
かなり大きなケースの時はサーフェイサーの段差吹き付けを選ぶ場合もありますが
基本的には1/700の場合はケガキ入れで進めることが多いです。
ラインをがっつり彫り込んで製作されているケースも
たまに目にすることがありますが(縦ラインもレンガ積みの用にキッチリ均等だったり)
個人的には塗装から墨入れなどの仕上げの段階で
ドぎつくなり過ぎて台無しに見えてしまうこともあるので
お好みに応じていろいろと試してみるといいかもしれませんネ^^
なぜそう見えるのか?という点を軽く説明すると
そもそも船体の溶接痕は(と一口に言ってますが重ね鋲接も含みます)
実艦のそれを1/700に換算すると約0.1ミリ幅になります。
その段差部分はつまり鋼板のエッジ部分となるので
普通に考えると見える幅にはならないわけです。(笑)
模型的なエフェクトを考えてそれをどこまで強調するか?
そういった捉え方や考え方をすることで仕上がった時の
全体的なバランスが持つ”説得力”に繋がると個人的には考えています(^^ゞ
残されている実艦のわりと鮮明な写真や、今や記念艦として残されている唯一の「三笠」を
見る機会があるとより想像しやすいかもしれません。
ということで、今日のところはこの辺で。。。
ご覧いただきありがとうございます、ではまた(^^)/
わが侍ジャパンの快勝が伝えられていますが、素晴らしいですね~!!(^^)/
このまま世界一まで走り抜けてほしいものです。
さて、今回から航空母艦『鳳翔』の最終状態の製作記事を始めます。
ツイッターにてアンケートにご協力いただきありがとうございました(;^_^A
重巡洋艦と僅差ということもあったのでこの『鳳翔』の次は
重巡洋艦にする予定です^^
では、始めていきましょう~(^^)/

今回のベースキットはこちらになります。
エッチングパーツ付きのスペシャル版で、それを使用することで
飛行甲板が最大限延長された最終時を再現できる内容になっています。
(通常版の場合はその少し前の開戦時~昭和19年初旬ごろまでを製作できます)
まずは船体の基本処理作業から^^



船体に船底板を組み付けてバラスト板を固定し
当工廠では定番のM3ナットプラリング埋め仕様(笑)を
船体の中心からそれぞれ同じピッチで取り付けドリルで開口していきます。
ナットの固定には写真にあるようにタミヤのミドリ蓋で溶着させることが多いですが
時間短縮をしたい方はアロンアルファのプロ用耐衝撃を
流し込みながら廻り縁まで接着するのもアリです^^
次にキットの状態にもよりますが、写真にあるように
船体と甲板のパーツの合わせ目に隙間ができていることが多いので
伸ばしランナーなどを使ってある程度隙間に入れて置き
接着剤を流し込んで埋めておきます。
この時の手法としてやはり二通りありまして。。。(^^ゞ
ミドリ蓋の接着剤でランナー部分を溶かし込む要領でふやけてきたタイミングで
ヘラなどで優しく抑え込みながら大まかに埋めていき、硬化したらカッターでカンナ掛け→軽くサンディング
というやり方と、
伸ばしランナーで隙間のアンコを入れ込んでから瞬間接着剤をパテ代わりに流し込んで
硬化後に削り込んでいくやり方ですね^^
瞬間接着剤を使う場合はかなりの時間短縮になりますが、余計なところに流れ込むと
そのままアチコチ埋めまくるので(笑)、少しずつ慎重に!
続いて、船体の表現の処理作業として
不要なモールドの撤去と逆に甘い部分の彫り直しや
船体の溶接痕表現としてのケガキ入れなどをやっていきます。



ここまでくると何となく製作作業に入りだしている実感も出てくるのではないでしょうか?(^^ゞ
溶接痕表現についても手法としてはいろいろとありますが
僕の場合は船体のサイズで決めることが多いですね~(^^ゞ
かなり大きなケースの時はサーフェイサーの段差吹き付けを選ぶ場合もありますが
基本的には1/700の場合はケガキ入れで進めることが多いです。
ラインをがっつり彫り込んで製作されているケースも
たまに目にすることがありますが(縦ラインもレンガ積みの用にキッチリ均等だったり)
個人的には塗装から墨入れなどの仕上げの段階で
ドぎつくなり過ぎて台無しに見えてしまうこともあるので
お好みに応じていろいろと試してみるといいかもしれませんネ^^
なぜそう見えるのか?という点を軽く説明すると
そもそも船体の溶接痕は(と一口に言ってますが重ね鋲接も含みます)
実艦のそれを1/700に換算すると約0.1ミリ幅になります。
その段差部分はつまり鋼板のエッジ部分となるので
普通に考えると見える幅にはならないわけです。(笑)
模型的なエフェクトを考えてそれをどこまで強調するか?
そういった捉え方や考え方をすることで仕上がった時の
全体的なバランスが持つ”説得力”に繋がると個人的には考えています(^^ゞ
残されている実艦のわりと鮮明な写真や、今や記念艦として残されている唯一の「三笠」を
見る機会があるとより想像しやすいかもしれません。
ということで、今日のところはこの辺で。。。
ご覧いただきありがとうございます、ではまた(^^)/
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