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船体仮組からの先調整(『鳳翔1944』製作その2)

このところ本格的に”三寒四温”という陽気で

春の訪れを実感できる日も増えてきました^^


今年の静岡ホビーショーまでもいよいよ二か月を切ってきているので(大汗)

もろもろギアチェンジしていかないとマズいですね( ;∀;)


さて、『鳳翔1944』ですが

船体の下ごしらえを終えて、飛行甲板の仮組をしながら

二段階目の調整に入ります。

この『鳳翔』については格納庫部分が前後に分かれている関係で

上甲板(木甲板部分)の上に箱型を組み付けていく手順になります。





hosho2308.jpeg


hosho2310.jpg


木甲板部分の塗装ですが

ベース色に5色を加えて、そのあとに少し薄めに溶いた

クリアイエローをオーバーコートして、最後にブラウンで墨入れをしておきました。


この辺りはまさに”好み”の部分でもあるので

練習なり雰囲気のテストを兼ねて、キットパーツの飛行甲板で

先に試したりすることをおススメします^^
(未だにというか現在も後で不要となる飛行甲板パーツなどで最終的な色のチェックをします)


例えば英国艦などによくみられる”チーク材”であれば

少し赤みを持たせたりするのにクリアアレンジのオーバーコートとか

”ヒノキ材”仕上げの日本の戦艦などではいったんごく明るいグレーを

薄く乗せた後にクリアイエローとか、そんな感じで

全体の雰囲気をご自分の好みの色合いに整える塗装をいろいろ試してみるのも

なかなか面白いと思います。


hosho2311.jpeg


hosho2312.jpg



最後に飛行甲板の仮組してみて、

支柱の収まりや、格納庫部分の高さの調整をしていきます。

キットによってはびっくりするほど段差ができることもあり、

ただ削って馴らすだけで済ませてしまうと

最後の組み付けの時に”支柱の高さと合わない”とか”位置が合わない”

とか起こってしまって接着が甘くなったり、はたまた組み付け時に余計なところを壊すといった

事故も起こりやすくなります。(;^_^A



さらにこれは平甲板型に限らずいえる注意点ですが

甲板周りのブルワーク、機銃座、高角砲架台や空中線支柱(起倒式マストなど)との

取り合いで干渉したりして後で慌てることがないようにチェックしてください。


感覚としては、(あくまで個人的に)飛行甲板の裏側をいろいろと工作しながら

干渉しそうな部分を組み付けながら都度確認する、

というような作業をするときにイメージを先に掴んでおく事で

実際に組み付けるときに”軽く上から乗せるだけで”きちっとハマる状態を

最初から整えておく事を狙っておきます^^


作業が塗装後になるポイントも多く、作業の後半に緊張する部分でもあるので

できるだけミスの起こりにくい状態を目指していくことで

仕上げまでモチベーションをキープすることもできますしね(笑)



いわゆる”段取り八分仕事二分”というとらえ方で

このあたりから仕上がりに向けての丁寧な”段取り”が後で実に効果的になりますので

じっくりやることをおススメします(^^)/



ということで、今日のところはこの辺で


ではまた(^^)/
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