船体比較②

『ティルピッツ1944』船体引き続き

パテ処理や削りこみがほぼ終わったところで船体の比較です。



パーツの合わせ目処理はアオシマのほうが一日の長がある感じですね。

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艦首、艦尾部分です。艦首はアオシマのほうがやや厚い感じでしたが削りこんでシャープにしました。
艦尾部分は写真などの資料を見る限りピットロードのほうがやや丸みを強く感じますね。

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フェアリーダー部分です。バランスの意味でもアオシマの控えめな丸みがよりシャープな感じを引き立たせている感じですね^^ピットロードのキットは全体的にモールドはややきつめです。

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甲板のパーツ合わせ目です。ここが一番特徴的でアオシマの割のほうがはるかに自然な感じになりますね^^
最近の流行の左右分割でない船体キットの中で非常に工夫されている感じです。艦尾部分もパーツの合いは
気持ちいいくらいぴったりおさまりました。

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アオシマのキットのほうに決まった決定的な違いは艦首からのサイドカーブです^^

写真がわかりづらくて申し訳ないのですが・・・^^;
サイドシアーの”えぐれ感”が非常によく表現されています。ビスマルク級戦艦はその排水量から船体の最大幅がかなり大きくとられているのですが、高速を発揮するための水流抵抗低減を高度に研究されています。

全長が長くなると敵弾の命中率が上がります、そのためできるだけ短い船体に大口径の主砲を搭載したいのですがそれでは高速航行が非常に難しくなります。つまり運動性を犠牲にしてしまうのでこの相反する性能を満たすために最良のバランス線形を求めることになります。

同時期に就役した米海軍の戦艦などは最初から戦艦に高速航行を想定していないこともあってアイオア級以前の艦は一番ずんぐりむっくりしていますよね~。

いわゆる最高速度や航続距離、排水量出力比などのカタログスペックには表れない、車でいうところの0-400mタイムみたいな全力加速値は当時世界最高のだったのもうなづけます。

話がそれましたが・・・・

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最後の写真はキットで喫水線の高さが異なっている比較です。ピットロードのキットのラインの部分でカットしているのがよくわかると思います。中央部分についても舷側装甲から上の乾舷までの高さが若干違います。このあたりがピットロードのキットのほうが腰高に感じる一番の部分でしょうか。

今回はアオシマのキットを選択いただきましたが、好みの部分でよりスリムなイメージのティルピッツを製作されたいときにはピットロードのキットをセレクトされるといいと思います。

ちなみにドイツレベル、ドラゴンのキットも手元にありましてそれとも比較してみました。製作に余裕ができたら船体部分だけでもアップできたらと思います。印象としてはドラゴンはさらに乾舷が低くスリム、ドイツレベルについては全体的にやや平面的な印象を受けましたがやはりどのメーカーも全世界的に有名な戦艦なうえに、割と詳細な資料が残っているビスマルク級のキットとして世界の艦船モデラーに納得してもらえるような秀逸なキットと言えると思います。

いずれも素晴らしいキットですね^^
素組でもかなり精密で完成度の高い仕上がりになると思います。興味はあるけどちょっと・・・と感じている方にも特にアオシマはおススメです!是非チャレンジしてみてください^^

さて、船体とキットレビューはこの辺で^^;
次回はいよいよ各構造物にかかります。

ではでは~








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