『秋月』型キット比較(『秋月』1943製作)

関東東海地方の梅雨入りが発表になりました。

嫌な季節に入ってきましたね~(@@)

瞬着が白化しやすいのと硬化時間も変わってくるのでいちいちイラッとすることが増えてくる時期です。。。。

さて、カテゴリではすでに掲載していましたが『秋月』1943の製作記事を掲載開始です。^^

(もちろん『大和』も進めていきます)






『秋月』型の700は現在はアオシマ、ピットロード、フジミの3社がキットをリリースしていますが、それぞれかなり印象が違う味付けになっています。写真は奥からアオシマ、ピットロード、フジミ、の順に並んでいます。


akiduki202.jpg

艦首部分です。

アオシマのキットは艦首部分にかなりヒケが見られるようになっていましたのでパテ打ちをしていますが、先端のフェアリーダーの部分が少しとがっていてカーブも強めに表現されています。ピットロードとフジミは別パーツにしてあり、ピットロードは改修後の『涼月』を再現できるように意識されています。フジミは陽炎型同様、この辺のディテールを再現するために別パーツにしています。


ピットロードのキットは船体のパネルラインを凹モールドでやや強めに出しているのはいいとして、アンカーレセスが丸、というのがちょっと・・・・(なんでこうしたのか非常に不思議ですね)

アオシマのキットは船首楼のエッジ部分が切り立ったままなので、もともと弱めのモールドとのバランスも今一つ。

この辺は後発のフジミに軍配が上がる感じです。

akiduki201.jpg

同じく艦尾部分もアオシマのキットはテーパーが再現されていないので直角になっています。

フジミ、ピットロードは再現されているもののピットロードについてはかなり角度が強めになっています。またピットロードのキットは艦尾部分と後部甲板のリノリウム部分の一部を滑り止め鋼板にしているので、最終時の『涼月』を意識してキット化しているのがわかります。

第3砲塔部分の構造物についても『秋月』型と『冬月』型以降を選定して共通パーツにしてる構成はアオシマとピットロードで、フジミは完全に『秋月』型のみをフィックスしているのが良くわかります。(これは煙突パーツについても同じように言えると思います。)

なので『秋月』『照月』『初月』『新月』『若月』『霜月』(『涼月』は再現時期による)と『冬月』『花月』『春月』『宵月』『夏月』で大きく選ぶキットが変わってくると思います。

キット自体の出来はそれぞれ良さがあるものの、最新のキットであるフジミのキットは群を抜いて際立ってよくできているので、是非冬月以降のキットもリリースしてほしいものですね^^


その他、主砲なども非常によく再現されているので、ことこの『秋月』『冬月』型についてはその製作艦によって組み合わせて製作する方法が良くとられていると思います。

個人的な感想としては・・・・

『秋月』~『霜月』(~1943)についてはフジミキットベース
『冬月』~『夏月』についてはアオシマ、ピットロードベース
『涼月』最終時についてはフジミキットベースにピットロードの艦橋パーツもしくはピットロードベース
主砲はフジミキット、(もしくは漣工房のレジンパーツ)

こんな感じでしょうか・・・?^^;


akizuki205.jpg

今回はフジミのキットとフライホークのパーツセットでの製作となりました。

ただ、アオシマのキットから増設された煙突両側の機銃座と後部高射装置後の機銃座部品を取りだして1943(昭和18年)の『秋月』を製作していきます。

最終時は電探が搭載されたりとまた違った艦容をしていましたが、これはこれでちょっとレアな時期の再現になるので非常に興味深いですよね~^^

写真はすでに船体の基本処理済みで、甲板上の不要なモールドはすべて削り取ってしまっています。

akizuki206.jpg

各キットパーツの下ごしらえとエッジング甲板を貼り付けていきました。

フライホークのエッジング甲板は非常によい出来で、フジミ用に設定されていますが甲板パーツに限ってはアオシマ、ピットロードの船体にもちゃんとフィットします。(構造物はすべて切り取る必要があるので後々の製作の手間はそれなりにかかりますが・・・)パッと見大きさも違って見える各社の船体パーツですが、平面形状はいずれもそれほど大きく違っていないのでホッとしますね。



今回はここまで^^

『大和』と合わせて掲載していく予定です。

ではでは(^^)/
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

ピットロードから出てるの知りませんでした・・・・・
早まった・・・・・

ところで質問ですが、機銃増設後 秋月は防空指揮所に13㎜単装を装備してたと学研の秋月型の本にはあるのですが、他艦はどうだったのでしょう?
指揮の邪魔になりそうなので、装備しなかったと推測してるのですが・・・
ご存じなら教えてください。

いずれは、秋月も最終時でやってみたいので・・・・

Re: No title

>ちっぴーさん

いつもどうもです^^

『秋月』最終時には艦橋トップに13ミリ機銃・・・・

他の同型艦はどうだったのか?

具体的な資料や決定的な写真などあればいいのですが、記録から推測するくらいしか残念ながら・・・なのであくまで個人的な見解ということでご理解くださいませ。

おっしゃるように防空指揮所の狭い空間に単装機銃を装備する余裕なんてなかったのではないか?

と考えますが記録を調べてみると13ミリ単装機銃4基、昭和18年の大修理の際、艦橋も新造されたときに装備されたようです。『秋月』に限った話のようですが、その後たびたびの機銃増備の時に艦橋の両側の13ミリは25ミリ単装の装備位置との兼ね合いで移動されていたかもしれないと考えています。これはその後の増備の時の要目に13ミリを撤去、という記録がないためそのままだったと推測されていますが最も重視されているのはおっしゃるように学研の本に掲載されている、元乗組員の証言を根拠にしていると思われます。

それでは他の艦はどうだったのか?

昭和19年に前線にあった同型艦は『初月』をふくめ確認できるのですが、いずれも甲板上の25ミリ単装機銃増備にとどまっているようで、最初から電探装備を前提にしたマストをもって竣工した『涼月』以降は13ミリ機銃の装備はなかったと思います。

13ミリ機銃自体が対空攻撃力にそれほど有効ではないものの、ないよりはマシということで新規増設というより、他の艦でおろした装備を泊地などで融通してきて装備したという例も多いことからこの4基もあったから付けた、ということなのかもしれません。

『秋月』の防空指揮所で遮風装置の両端の少し後ろあたりか、と個人的には考えています。

もしかしたら新調した艦橋自体の形状も竣工時とは違っていたのかもしれません。もともと電探室装備がなかったところへ21号電探を装備したので、艦橋の基部も冬月型のように後が拡張されていた他の艦に搭載予定だった部品を流用した可能性もあるのではないか?と思います。

長くなりました~^^;

参考になれば・・・・

いずれ『秋月』の最終時も製作してみたいですね~
プロフィール

ガク@工場長

Author:ガク@工場長
1/700の洋上模型をメインに350やLEDを仕込んで製作しています。
依頼製作も承っています。お気軽にご相談ください。

カウンター
リンク
作品リスト
コメント
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログランキング
ブログランキング参加しました!クリックお願いします^^
艦船ブログランキング
艦船ブログランキング参加しました。クリックお願いいたします!
メール
お問い合わせなどメールはこちら

名前:
メール:
件名:
本文: