リノリウム抑えの貼りこみ(『鳥海1942』製作その11)
今日の記事は少し長めになります(写真多め)(^^ゞ
汎用のPE(エッジングパーツ)で用意されている
”リノリウム抑え金具”のパーツを甲板に貼りこんでいく作業です。
だいたいのパーツメーカーが出していますが、
スケール的な細さという意味でギリギリ海魂の物かFHの物を
よく採用します。(レインボーはコスパの関係で最近はあまり使ってないです)
ファイブスターなどの後発は割と扱いやすさ優先で太すぎるので
350に作品にちょうどいいくらいの太さになります。
真鍮線での表現では0.1mm以下になります。なのでPEでも太すぎるのですが
(0.2では太すぎる。。。)
あくまで模型的な”エフェクト”と割り切って使う感じです。
まずは船体塗装を終えて、各所をリタッチ



マスキングの前に貼りこんでいた一本は接着不良で剝がれてしまいました(^^ゞ
どうしても瞬着だと極端に使用量を少なく、を意識してしまうので
割と起こる事故だったりします(笑)
今回は最上甲板の通行帯部分もリノリウム表現をしてみました。
では、巡洋艦などで多く見られる縦方向の押さえ金具の表現を加えた貼りこみです(^^)/

僕が甲板部分のモールドをそれほど神経質に慣らさない理由の一つは
このピッチガイドとして役割に使いたいからです^^
図面資料などを参考に
縦方向の段変わりの位置を決めていきます。
気になる向きは正確な寸法出しとケガキなどで位置を軽くケガいて
貼り進めていく方法もありますが、、、
僕の場合
・おおむねキットで表現されているピッチが合っている事が確認できれば誤差とする
・全体の統一感が重要と考えるので古鷹型など一部ピッチが違う事が判明している艦以外はモールドをガイドに
・モールドがうっすら確認できる程度の方がL字に接着面を確保できるので流し込み接着剤が決まりやすい
以上の理由です(経験上)
これは転がりやすい金属線を使う時はさらに効果は絶大で
モールドの前側か後ろ側という点を混ぜないようにぶつけて接着するだけで手早く綺麗に仕上がります。(^^)/






だいたいこんな感じになりました(^^)/
これで仕上げの段階でスミイレをしていくことで
非常に細かいつなぎ目やごくわずかな段差のような部分も
スミだまりを敢えて起こすことで全体が落ち着いてくれます^^
ポイントは瞬着を使うのではなく流し込み接着剤を使う事。
(即乾タイプはNG)
揮発融着する際に僅かにパーツや塗膜を融解してから乾くので、
一旦浮いたようになった後に割とガッチリ食い込みように貼りつきます。
失敗した場合は、タイミングにもよりますが融解がそれほど進まないうちは
手早くピンセットで取り外しできますし、完全に乾いてからの場合は
デザインナイフなどで端をひっかけてつまむポイントを作ってから
ペリペリと剥がすことも出来るのでリカバリーもやりやすいと思います。
(剥がすときに案外強く貼りついてくれていることもわかります^^)
塗装前にプライマー処理するのもこの時の接着力を補完することも期待しているためです^^
塗装前に先に船体に瞬着で貼りこんで、塗装を終えて削り出す方法もありますが
圧倒的に手早く、かつ美しく仕上げる事が出来ると(個人的に)考えているので
興味のある方は一度チャレンジしているといいと思います(^^)/
今回は少し長くなりましたが、この辺で。。。
ご覧いただきありがとうございます。
ではまた(^^)/
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ファイブスターなどの後発は割と扱いやすさ優先で太すぎるので
350に作品にちょうどいいくらいの太さになります。
真鍮線での表現では0.1mm以下になります。なのでPEでも太すぎるのですが
(0.2では太すぎる。。。)
あくまで模型的な”エフェクト”と割り切って使う感じです。
まずは船体塗装を終えて、各所をリタッチ



マスキングの前に貼りこんでいた一本は接着不良で剝がれてしまいました(^^ゞ
どうしても瞬着だと極端に使用量を少なく、を意識してしまうので
割と起こる事故だったりします(笑)
今回は最上甲板の通行帯部分もリノリウム表現をしてみました。
では、巡洋艦などで多く見られる縦方向の押さえ金具の表現を加えた貼りこみです(^^)/

僕が甲板部分のモールドをそれほど神経質に慣らさない理由の一つは
このピッチガイドとして役割に使いたいからです^^
図面資料などを参考に
縦方向の段変わりの位置を決めていきます。
気になる向きは正確な寸法出しとケガキなどで位置を軽くケガいて
貼り進めていく方法もありますが、、、
僕の場合
・おおむねキットで表現されているピッチが合っている事が確認できれば誤差とする
・全体の統一感が重要と考えるので古鷹型など一部ピッチが違う事が判明している艦以外はモールドをガイドに
・モールドがうっすら確認できる程度の方がL字に接着面を確保できるので流し込み接着剤が決まりやすい
以上の理由です(経験上)
これは転がりやすい金属線を使う時はさらに効果は絶大で
モールドの前側か後ろ側という点を混ぜないようにぶつけて接着するだけで手早く綺麗に仕上がります。(^^)/






だいたいこんな感じになりました(^^)/
これで仕上げの段階でスミイレをしていくことで
非常に細かいつなぎ目やごくわずかな段差のような部分も
スミだまりを敢えて起こすことで全体が落ち着いてくれます^^
ポイントは瞬着を使うのではなく流し込み接着剤を使う事。
(即乾タイプはNG)
揮発融着する際に僅かにパーツや塗膜を融解してから乾くので、
一旦浮いたようになった後に割とガッチリ食い込みように貼りつきます。
失敗した場合は、タイミングにもよりますが融解がそれほど進まないうちは
手早くピンセットで取り外しできますし、完全に乾いてからの場合は
デザインナイフなどで端をひっかけてつまむポイントを作ってから
ペリペリと剥がすことも出来るのでリカバリーもやりやすいと思います。
(剥がすときに案外強く貼りついてくれていることもわかります^^)
塗装前にプライマー処理するのもこの時の接着力を補完することも期待しているためです^^
塗装前に先に船体に瞬着で貼りこんで、塗装を終えて削り出す方法もありますが
圧倒的に手早く、かつ美しく仕上げる事が出来ると(個人的に)考えているので
興味のある方は一度チャレンジしているといいと思います(^^)/
今回は少し長くなりましたが、この辺で。。。
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