『翔鶴』製作その5(飛行甲板編)

またまた台風の影響か四国は高知県と徳島県に豪雨が降っているようで・・・

なんとなくですが、今年は台風の影響が長いうえに大雨という傾向が強いみたいですね(--;)
北関東では大変な洪水も起きましたし、日頃から気を付けましょう・・・

さて、『翔鶴』製作は飛行甲板です。



フライホークのエッジング甲板になります。

・・・これがタミヤ用だったので、ベースキットもタミヤとなったわけですが・・・^^;

修正も含めて、徹底的にゼロベース製作になった分、エッジングの飛行甲板とのバランスも
しっくりくる(はず)と思います^^;

最初の写真と作業的には前後するのですのが・・・

こういったエッジングの大きなパーツの場合にはちょっとした注意が必要です。
エアブラシで塗装した後にマスキングなどの粘着テープをはりつけてはがした時に塗装まで持っていかれる経験をされた方もいらっしゃると思いますが^^;

最初のちょっとしたひと手間で、ほぼそんな心配をしなくて済みますのでご参考までに^^


shokaku205.jpg

まず、瞬間接着剤で組み付ける都合上、どうしても衝撃に弱くなる特性があります。
作品を送る段になって搬送中に甲板ごと外れて大破!(@@)なんてことにならないように、まず、貼り合わせる二枚のパーツを200から400番くらいのペーパーでヤスっておきます。
 この時一方向ではなくてランダムに雑にすることでより接着を強くします。注意点はやすった後にしっかりと歯ブラシなどを使って十分に水洗いをしてください。触っただけではわかりにくいのですが、削りかすが残っているとせっかく下ごしらえしたはずがほとんど意味がなくなってしまいます。

塗装する表側は1000番以上の細かいもので優しく磨くようにヤスっておきます。

shokaku206.jpg

わざと光るように写真を撮りましたが、ヤスリの感じが違って見えると思います。

水洗いのついでに手のひらも石鹸でしっかり洗って作業中に皮脂が付かないようにちょっと気を付けましょう。

それで、貼り合わせていきます。

位置決めをしたら端のほうをズレないように小さくマスキングテープなどで固定してから、流し込み出来るようなさらさらタイプの瞬間接着剤を中央から流し込んで貼り合わせます。

そのあと、そのままメタルプライマーを薄めたものをエアブラシで吹き付けていきます。
かなり薄めた感じのものを最初は多めに噴き出してパーツのモールドにしみこむようにつきつけた後、薄くまんべんなく吹き付けます。もともとの金属の色が少しずつ明るく、白身を帯びてくるくらいで完了です。

以上までで最初の写真の状態です。^^

shokaku220.jpg

組立説明書に従って、裏側の補強構造を組み付けていきます。
今回のフライホークのパーツセットは特に説明にもパーツの内容にも問題なく組み上げできました。^^;

shokaku223.jpg

最後に裏側は後で塗装がうまくできなくなるので、船体色を吹き付けておきます。

私はついでに残りのパーツも塗装してしまいます^^

 レジンキットなどもそうなのですが、個人的にはいわゆるサーフェイサーがあまり好きじゃないのでメタルプライマーをよく使います。塗れたかどうか見づらい、という欠点もあるのですが繊細なモールドをほとんどつぶすことなく仕上げることができるので便利ですね^^

 以前はわかりやすくなるように少し塗料を混ぜてみたりしたのですが、保管している間に塗料成分が凝固してしまったりするのであまりお勧めしません。それからプライマーで膜を作ってしまうとかえって接着が弱くなる、といった心配もあるようですが、できるだけ薄く仕上がるように気を付ければしっかりと食いついてくれるようです。

次回は引き続き飛行甲板の製作の予定です^^

ではでは(^^)/




『翔鶴』製作その4(船体編)

『翔鶴』製作船体編の最後になります。

艦首の錨甲板です。



ボラードの大きさや位置を修正してパーツを取り付け、ボラードはアドラーズネストのものを使いました。
飛行甲板が乗ってしまうとほとんど見えなくなってしまうのですが。。。^^;
チェーンに関してはその意味も含めて少し大きめのサイズにしています。

shokaku242.jpg

右舷後部です。95式射撃指揮装置のカバー付きはプラ材を切り出してレインボーのエッジングパーツでディテールアップしたものにしました。

shokaku244.jpg

右舷中央部、給気口などの表現に加えてこの後煙突周りも少し作りこみました。

shokaku253.jpg

こんな感じですね^^

shokaku245.jpg

左舷の全景です。まだこの段階では手すりなどは取り付けていませんがジャッキステーなども加えて製作しています。

今回船体製作でポイントとなる艦首艦尾に増設された機銃の台座部分はスクラッチしました。
図面資料から切り出したパーツに滑り止め甲板のエッジングパーツを貼り付けて、裏側に補強構造を取り付けています。

shokaku248.jpg

shokaku249.jpg

それぞれ2基の25ミリ三連装機銃が増設された後、さらに1基ずつ増設されたので階段状になっています。
ただ、3基目の機銃の増設は『瑞鶴』のエンガノ岬沖海戦時に確認できるもののそれ以前に『翔鶴』も含めて施されたかどうかは今現在、まだ写真などの資料はありませんが、行動記録に横須賀工廠入渠時にさらに増設されたとする記録に基づいています。

shokaku250.jpg

shokaku251.jpg

船体と飛行甲板との合わせに注意しながら組み付けていきました。発動機試験場部分はシャッターや換気扇のベンドカバー、配管などの表現もしてみました。格納庫後部のハッチやタラップなどですがキットでは右側に少し張り出したデッキ部分もあるのですが、個人的な考証(推察)で被弾して大破した際の修理で形状が変更になっていると考えての表現です。

12m内火ランチの繋止位置には司令搭乗用の12m内火艇に変更されているので載せてみると、「なるほど~」という感じでしょうか^^;


shokaku252.jpg

その他もろもろ細かなところですが、空中線支柱やジャッキステーなどの作りこみもほぼ完了した全景です^^

これでようやく塗装に入れます。

次回は飛行甲板編です^^

ではでは(^^)/


『翔鶴』製作その3(船体編)

秋の連休ですが、今年のような大型連休になるのは今度は10年後だそうで・・・

敬老の日といわれても9月15日に慣れ親しんだ昭和世代にはなんとなく違和感も^^;

さて、『翔鶴』製作ですが船体編引き続き・・・

裏側の補強構造を製作しています。空母ならではの見せどころでもありますね^^



shokaku238.jpg

全体はこんな感じです。

各部を拡大してみると

shokaku236.jpg

左舷の前半部分です。艦橋トップにあった94式高射装置が左舷に移設されていますので、その基部部分をプラ材で製作しています。支柱関係も船体との接合部分の高さに注意して傾斜をそろえていきました。

shokaku239.jpg

右舷の後部・・・

ちょっと写真では遠いんですが、機銃座の一番後ろの下部は囲い込むように壁が支柱を巻いているので注意が必要です。高角砲の下の補強構造も内側にパンチングメタルを巻いています。

shokaku240.jpg

右舷の前部・・・

艦橋近くの高射装置の台座補強部分も三角板のほかにU字型にビームが入っているので再現しています。
この辺はちょっとしたアクセントになるので再現すると面白いと思います。

舷外電路なども含めて船体部分の裏側の製作は大まかに完了です^^

次はようやく表にひっくり返しての製作が続きます。

ではでは(^^)/

『翔鶴』製作その2(船体編)

 九月に入り一気に秋深しモードになった気がします・・・^^;

今度は寝冷えに気を付けないと・・・ってあんまり寝ている時間もない感じですが(笑)

さて、『翔鶴』の製作は船体製作編としてその2です。

下ごしらえにやや手間取りましたが・・・(汗)
今回は1943年(昭和18年)の後半という設定ですので、この『翔鶴』に関してはほぼ最終時(あ号作戦時)と変わりない状態とされています。非常に細かく言うと25ミリ単装機銃が装備されたり、などの不確定な情報もあるにはあるのですが・・・

まず、中甲板以下の舷窓については閉塞処理が『瑞鶴』とともに施されていたので、図面から舷窓の位置を確認しながら製作していきました。タミヤのキットはこの高さや位置もいわゆるかなりアバウトな感じなのでパテ処理の後と一部見比べるとわかると思います。



 また、艦尾の搭載艇甲板の形状も違うので張り出し部分をプラ材で削り出して取り付けています。
形が曲面ですので船体との合わせ目も含めて地味ですが慎重に作りだしていきました。

shokaku232.jpg

 艦首の高角砲座の下にあるデッキも、モールドを削って薄いプラ板で図面から切り出したものを取り付けています。今回は0.3ミリのものを使いました。


shokaku233.jpg

艦首の錨甲板部分です。ボラードの位置や大きさも違っているので修正します。ボラードはアドラーズネストのものを使用しました。
甲板の鋲接補強の表現としてプラペーパーを細切りしたものを貼り付けています。

 アンカーチェーンはやや大きめのものを選択しました。これは好みのといいますか、空母等の場合完成後は覗き込むように見る形になるので、存在感を出すためにあえてやや大きめのものを使っています。

shokaku234.jpg

 艦尾部分です。こちらも艦首よりも少し小さいチェーンを使っています。機銃座に隠れてしまうんですが、干渉しないように位置には注意して取り付け行きます。

 蛇足ですが、タミヤのキットの場合中央に箱型のモールドとなっていますが、竣工就役時はいわゆる柱だけで向こう側が見える感じでしたが、機銃増備後に兵員待機所が設けられています。(南太平洋海戦にて艦尾に直撃を受けてほぼ大破した後、修理の際に増設されたと思われます。)この辺はどんな資料を基にしたのか疑問でもあるんですが・・・^^;


shokaku235.jpg

 そのほか、キットでは再現されていない高角砲兵員待機所など必要箇所はプラ材を使って図面から作りつけています。
(いきなりここまで来てしまっていますが…@@)

 以上で大まかですが、作りこみ前の修正箇所をほぼ終えた感じになりました。

 次回はいわゆる航空母艦ならではの裏側の補強材構造の製作です^^

 ではでは(^^)/

『翔鶴』製作その一

関東は大気の不安定な毎日が続いておりますが…

夜はまぁ涼しくなったのでかなり楽にはなりましたね^^;

さて、先日高角砲だの機銃のシールドだのの記事を掲載したのですが・・・
内容的には前後してしまっていました(汗)

久々大物の製作記事です。

『翔鶴』!しかもタミヤ!です。

・・・というのもエッジングの飛行甲板がタミヤ用・・・・(@@)
フジミに合わせることも不可能ではないでしょうけど、エッジングの飛行甲板に関してはキットとのフィッティングが非常に重要になりますので、あえてこの組み合わせとなりました。

といってもフジミのキットであったにしてもほぼきれいさっぱり削って埋めて磨いて・・・をして作りこむので
完成度に対して手間はあまり比較にならないかと思います。




キットの全景です。タミヤらしいカチッとしたキットなので反りや曲がりは全く見えず、この辺りは実に気持ちいいですね^^

が!しかし!ご存知の方も多いと思いますが、舷窓、アンカーレセス、艦尾の形状不良などもろもろ修正が必要になります。

なので!

不要なモールドはガツガツと削り、切り取り・・・

shokaku203.jpg

ガツガツとパテを打ち・・・

shokaku211.jpg

ガツガツと削り、磨き・・・

shokaku214.jpg

溶接痕表現を大型艦なので今回はサフの段差表現で行くので

ガツガツとサフを吹き・・・

shokaku215.jpg

こんな感じ^^

この段階で相当サーフェイサーを厚く吹き付けています。
『翔鶴』はバルバスバウなので艦首の喫水線の切り立った感じが非常に大事になります。
なのでここからだいたい600~1000番くらいのべーパーでじっくりの削りだしていきます。

また、意外に舷窓のパテ打ちの不良個所も散見したので、溶きパテを打っては磨き、打っては磨き・・・

実に3回ほど繰り返して船体のラインを出していきました。

今回はこの辺で^^

手順とは前後した記事の掲載になると思いますが、よろしくお付き合いくださいませ 

ではでは(^^)/
プロフィール

ガク@工場長

Author:ガク@工場長
1/700の洋上模型をメインに350やLEDを仕込んで製作しています。
依頼製作も承っています。お気軽にご相談ください。

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